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Restaurants
- ミトミ えもん added a new meal Dinner at Pizza Marumo at Pizza Marumo
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【pizza marumo】
恵比寿に暖簾を掲げる、和のDNAを宿したピッツェリア『pizza marumo』。2022年12月に開業し、オーナーシェフの本倉裕樹氏は和食、イタリアン、老舗ピッツェリアを経て独立。開業1年未満で世界のピッツァ職人ランキング世界10位に選ばれたというから、ただ者ではない。だが、ここで驚くべきは肩書きよりも味の説得力だ。ナポリピッツァの文脈に、和食が見つけてきた旨味成分を重ねていく。その発想が、ピッツァという料理の輪郭をぐっと広げている。
まず、生地がめちゃくちゃ軽い。特注の薪窯で一気に焼き上げることで、表面にはサクサク感、中にはもっちり感が生まれる。噛めば香ばしさが立ち上がり、飲み込んだ後には粉の甘みがふわり。重たさがまるでないから、気づけば次の一切れに手が伸びる。ピッツァを食べているのに、体が軽い。これはなかなか新体感だ。
「マルゲリータとマリナーラ... More
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【pizza marumo】
恵比寿に暖簾を掲げる、和のDNAを宿したピッツェリア『pizza marumo』。2022年12月に開業し、オーナーシェフの本倉裕樹氏は和食、イタリアン、老舗ピッツェリアを経て独立。開業1年未満で世界のピッツァ職人ランキング世界10位に選ばれたというから、ただ者ではない。だが、ここで驚くべきは肩書きよりも味の説得力だ。ナポリピッツァの文脈に、和食が見つけてきた旨味成分を重ねていく。その発想が、ピッツァという料理の輪郭をぐっと広げている。
まず、生地がめちゃくちゃ軽い。特注の薪窯で一気に焼き上げることで、表面にはサクサク感、中にはもっちり感が生まれる。噛めば香ばしさが立ち上がり、飲み込んだ後には粉の甘みがふわり。重たさがまるでないから、気づけば次の一切れに手が伸びる。ピッツァを食べているのに、体が軽い。これはなかなか新体感だ。
「マルゲリータとマリナーラ ハーフ&ハーフ」は、王道の魅力を一枚で味わえる構成。マルゲリータはトマト、モッツァレラ、バジルの黄金比で、生地の軽さとチーズのコクが見事に調和する。一方で特に刺さったのがマリナーラ。トマトの酸味、ニンニクの香り、オレガノのスパイス感がぐっと前に出てくるが、後味にはしっかり旨味が残る。チーズがないからこそ、生地とソースの完成度が丸裸になる。これがうまい。
「日本の旨味」は、この店の思想を象徴する一枚。乾燥椎茸のピューレのクリームにモッツァレラ、そこへ醤油のニュアンスが重なる。和食が大切にしてきたグルタミン酸、グアニル酸、発酵の香り。その旨味成分を、ピッツァというキャンバスに重ねていくような構成だ。チーズの乳味と椎茸の滋味が合わさり、最後に醤油の香ばしさが余韻を引き締める。この醤油のニュアンスが特に新しい。ピッツァを食べているはずなのに、どこか和食とブリッジしていく。これは面白い。
「桜海老と黒七味」は、和の香ばしさとスパイスの設計が秀逸。桜海老の甘香ばしさ、黒七味の刺激、そこにサクサクとした食感が重なり、香りの立ち上がりが実に楽しい。単なる和素材の足し算ではなく、ピッツァとしての骨格がきちんとあるからこそ、個性が浮かび上がる。
本倉氏の料理には、和食出身ならではの“旨味を組み立てる感覚”がある。素材を盛るのではなく、旨味を重ね、香りを足すのではなく、余韻を設計する。だからこそ、どのピッツァにも軽やかさと深さが同居する。『pizza marumo』は、ナポリピッツァの技術に和食の知性を掛け合わせた、恵比寿の新しい名店だ。ご馳走様でした。
#pizza #pizzamarumo #恵比寿 Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at Sushi Saito Azabudai at Sushi Saito Azabudai
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【鮨 さいとう 麻布台】
麻布台ヒルズマーケットの奥、つまりスーパーの中に暖簾を掲げる『鮨 さいとう 麻布台』。本店「鮨さいとう」は、齋藤孝司氏が2007年に「鮨かねさか 赤坂店」を引き継ぐ形で開業した名店。いまや香港やマレーシアにも展開し、国内の名店という枠を超えて、世界に向けた鮨ブランドとしてのポジションをより明確にしつつある。麻布台という東京の新しい象徴に店を構えたことも、その流れを強める一手に見える。さいとうは“店”でありながら、すでに“ブランド”なのだ。
そのブランドを支えるのは、やはり人である。カウンターの中に立つ多くの若い職人たちの姿を見ると、彼らがこれからの「さいとう」を担っていくのだろうと自然に想像する。本店ではなかなか握るチャンスが限られる中、ここでは握りのみで構成されるコースを通じて、実戦の経験を積むことができる。職人にとっては大きな成長の場であり、客にとっても価格は比較的抑えめ。つまり、作り手にも食べ手にもストレスが少ない。これはブランドとして、かなりポジティブなスパイラルに入っていると言っていい。
握りは、赤酢を効かせたシャリを軸に、ネタの甘味や脂を引き出していく、いわゆるさいとうの文法。構成は握りのみで、テンポよく鮨に集中できる流れ。いただいたのはこちら。
「甘鯛」
「伊佐木」
「小肌」
「赤身」
「中トロ」
「大トロ」
「アオリイカ」
「車海老」
「鯵」
「馬糞雲丹」
「煮蛤」
「トロたく」
「玉子」
総じて、素材も仕事も一定以上にあり、さいとうのブランドの力を感じる瞬間は確かにある。赤酢のシャリ、鮪の存在感、握りだけで組み立てる潔さ。香港、マレーシア、そして麻布台。世界へ広がる名の中で、人を育て、技術を循環させ、ブランドの厚みを増していく場所として、とても意義のある一軒だ。一方で、この日は煮切りがやや強く、全体の余韻に塩気が残る場面もあった。期待値が“さいとう”である以上、求める基準も自然と上がるが、それもまた名店の宿命。次回は、その期待値まで含めて満たしてくれる一貫に出会いたい。ご馳走様でした。
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【鮨 さいとう 麻布台】
麻布台ヒルズマーケットの奥、つまりスーパーの中に暖簾を掲げる『鮨 さいとう 麻布台』。本店「鮨さいとう」は、齋藤孝司氏が2007年に「鮨かねさか 赤坂店」を引き継ぐ形で開業した名店。いまや香港やマレーシアにも展開し、国内の名店という枠を超えて、世界に向けた鮨ブランドとしてのポジションをより明確にしつつある。麻布台という東京の新しい象徴に店を構えたことも、その流れを強める一手に見える。さいとうは“店”でありながら、すでに“ブランド”なのだ。
そのブランドを支えるのは、やはり人である。カウンターの中に立つ多くの若い職人たちの姿を見ると、彼らがこれからの「さいとう」を担っていくのだろうと自然に想像する。本店ではなかなか握るチャンスが限られる中、ここでは握りのみで構成されるコースを通じて、実戦の経験を積むことができる。職人にとっては大きな成長の場であり、客にとっても価格は比較的抑えめ。つまり、作り手にも食べ手にもストレスが少ない。これはブランドとして、かなりポジティブなスパイラルに入っていると言っていい。
握りは、赤酢を効かせたシャリを軸に、ネタの甘味や脂を引き出していく、いわゆるさいとうの文法。構成は握りのみで、テンポよく鮨に集中できる流れ。いただいたのはこちら。
「甘鯛」
「伊佐木」
「小肌」
「赤身」
「中トロ」
「大トロ」
「アオリイカ」
「車海老」
「鯵」
「馬糞雲丹」
「煮蛤」
「トロたく」
「玉子」
総じて、素材も仕事も一定以上にあり、さいとうのブランドの力を感じる瞬間は確かにある。赤酢のシャリ、鮪の存在感、握りだけで組み立てる潔さ。香港、マレーシア、そして麻布台。世界へ広がる名の中で、人を育て、技術を循環させ、ブランドの厚みを増していく場所として、とても意義のある一軒だ。一方で、この日は煮切りがやや強く、全体の余韻に塩気が残る場面もあった。期待値が“さいとう”である以上、求める基準も自然と上がるが、それもまた名店の宿命。次回は、その期待値まで含めて満たしてくれる一貫に出会いたい。ご馳走様でした。
#鮨 #さいとう Less
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【マンドリン ハンバーガーキッチン】
京成大久保の学生街に店を構える『マンドリン ハンバーガーキッチン』。ライトグリーンの外観が目を引くが、その先にあるのは50年代アメリカのローカルダイナーを思わせる世界観だ。本郷の名店で修行を積んだ店主は、さらにカリフォルニアで出会ったグルメバーガー文化に魅了され、その体験を独自のスタイルへと昇華。アメリカンな楽しさをまといながら、完成度の高いバランス感覚でまとめ上げている。
いただいたのは、店の名前を冠した「マンドリンハンバーガー」。
まず印象的なのはバンズの完成度だ。表面には香ばしい焼き色をまとわせ、噛めばふわりと軽く、何より歯切れがいい。豪快にかぶりついても具材を押し潰すことなく、口の中で自然にほどけていく。そのバンズに受け止められる牛肉100%の粗挽きパティは、噛めば肉汁と旨味がじわりと広がり、ステーキを頬張るような肉々しさを感じさせる。
そして、この店の個性を語る上で欠かせないのが「モッツァレラチーズ」。チェダーのように前へ前へと出るタイプではなく、肉の旨味を包み込みながら全体をまとめる役割を担う。濃厚なのに軽やかで、ベーコンの燻香、ハラペーニョの刺激、自家製マヨネーズのコクも加わり、それぞれの要素が綺麗に繋がっていく。
「オニオンリング」と「ポテト」は、ザクッと軽快な食感でアメリカンダイナーらしい楽しさを添える名脇役。皿の上のテンションをきっちり上げてくれる。
このバーガーの魅力は、全体の設計力にある。モッツァレラのコク、粗挽きパティの肉感、歯切れの良いバンズが一体となり、サイズ以上のリッチな満足感を生み出している。アメリカ文化への憧れを、完成度の高いバランス感覚で仕上げたグルメバーガー。習志野まで足を運ぶ理由として十分な説得力を持った一軒だ。ご馳走様でした。
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【マンドリン ハンバーガーキッチン】
京成大久保の学生街に店を構える『マンドリン ハンバーガーキッチン』。ライトグリーンの外観が目を引くが、その先にあるのは50年代アメリカのローカルダイナーを思わせる世界観だ。本郷の名店で修行を積んだ店主は、さらにカリフォルニアで出会ったグルメバーガー文化に魅了され、その体験を独自のスタイルへと昇華。アメリカンな楽しさをまといながら、完成度の高いバランス感覚でまとめ上げている。
いただいたのは、店の名前を冠した「マンドリンハンバーガー」。
まず印象的なのはバンズの完成度だ。表面には香ばしい焼き色をまとわせ、噛めばふわりと軽く、何より歯切れがいい。豪快にかぶりついても具材を押し潰すことなく、口の中で自然にほどけていく。そのバンズに受け止められる牛肉100%の粗挽きパティは、噛めば肉汁と旨味がじわりと広がり、ステーキを頬張るような肉々しさを感じさせる。
そして、この店の個性を語る上で欠かせないのが「モッツァレラチーズ」。チェダーのように前へ前へと出るタイプではなく、肉の旨味を包み込みながら全体をまとめる役割を担う。濃厚なのに軽やかで、ベーコンの燻香、ハラペーニョの刺激、自家製マヨネーズのコクも加わり、それぞれの要素が綺麗に繋がっていく。
「オニオンリング」と「ポテト」は、ザクッと軽快な食感でアメリカンダイナーらしい楽しさを添える名脇役。皿の上のテンションをきっちり上げてくれる。
このバーガーの魅力は、全体の設計力にある。モッツァレラのコク、粗挽きパティの肉感、歯切れの良いバンズが一体となり、サイズ以上のリッチな満足感を生み出している。アメリカ文化への憧れを、完成度の高いバランス感覚で仕上げたグルメバーガー。習志野まで足を運ぶ理由として十分な説得力を持った一軒だ。ご馳走様でした。
#マンドリンハンバーガーキッチン #ハンバーガー Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 蛤料理 うえむら at Hamaguriryori Uemura
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【蛤料理 うえむら】
蛤の名産地といえば?
この問いに、多くの食通が真っ先に挙げるのが三重県桑名市だろう。江戸時代から「その手は桑名の焼き蛤」と洒落にされてきたほど、桑名の蛤は昔から全国区の名物だった。その理由は、やはり育ちの良さにある。木曽川、長良川、揖斐川という三つの大きな川が運ぶ山の栄養と、伊勢湾の海の旨味が交わる場所。いわば、川と海のいいとこ取りをして育つのが桑名の蛤なのだ。だから身はふっくらと厚く、噛めば甘味がじゅわっと広がり、後味には澄んだ磯の香りが残る。
そんな桑名の蛤を味わう名店として、今もっとも注目を集める一軒が『蛤料理... More
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【蛤料理 うえむら】
蛤の名産地といえば?
この問いに、多くの食通が真っ先に挙げるのが三重県桑名市だろう。江戸時代から「その手は桑名の焼き蛤」と洒落にされてきたほど、桑名の蛤は昔から全国区の名物だった。その理由は、やはり育ちの良さにある。木曽川、長良川、揖斐川という三つの大きな川が運ぶ山の栄養と、伊勢湾の海の旨味が交わる場所。いわば、川と海のいいとこ取りをして育つのが桑名の蛤なのだ。だから身はふっくらと厚く、噛めば甘味がじゅわっと広がり、後味には澄んだ磯の香りが残る。
そんな桑名の蛤を味わう名店として、今もっとも注目を集める一軒が『蛤料理 うえむら』。
前身は2019年に桑名駅前で開業した「蛤一択」。その名の通り、桑名産天然蛤だけに向き合う専門店として人気を博し、2025年4月に屋号も新たに移転オープンした。祖父の家を改装したという空間には、どこか家庭的な温度と、完全予約制の料亭らしい特別感が同居する。本日、そんな蛤を約1.5kgも味わい尽くす。まさに、蛤の聖地における蛤のための劇場だ。
刺身で香りを知り、焼きで旨味を浴び、揚げで甘味を凝縮させ、鍋で出汁を味わい、締めで余韻まで食べ切る。同じ蛤でありながら、火入れや調味の角度が変わるたびに、ぷりっと、とろっと、むっちり、じゅわっと表情を変えていく。単一食材のフルコースなのに、単調さはない。むしろ、蛤という食材の懐の深さを思い知らされる構成だ。
「蛤の酒蒸し」
三重県産伊勢の茶そばと共に。ぷりっとした身の甘味、とろりと広がる出汁。初手から蛤そのものの力を見せつける。
「蛤のお刺身」
内臓を抜く丁寧な仕事が光る一品。鮮度と下処理が揃ってこそ、蛤の香りと甘味がここまでダイレクトに届く。
「焼き蛤」
バター、醤油、バター醤油、す Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at Salaam Curry at Salaam Curry
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【Salaam Curry】
群馬・伊勢崎のロードサイドに、異国の空気をまとって現れる一軒家カレー店『Salaam Curry』。2021年1月のオープン以来、地元のみならず県外のカレーフリークたちまで惹きつける人気店だ。店名の“Salaam”は、平和や安らぎを意味する挨拶の言葉。
工場文化とともに多国籍なコミュニティを育んできた伊勢崎という街には、昔から南アジアや中東の食文化が自然と根付いている。その土地柄を背景に、ハラール対応を徹底しながら、インド出身シェフによる本格的なスパイス料理を、誰でも親しみやすい形へ落とし込んでいる。エキゾチックな内装や広々した空間も含めて、“食事”だけではなく“異文化体験”まで提供しようという意志が見えてくる。
いただいたのは「サラームセット」。選んだカレーは「バターチキン」と「チキンハイデラ」、さらに単品で「カシミールカレー」を追加。
まず「バターチキン」。トマトの酸味と生クリームのコクを軸にした王道スタイルだが、重たさよりも滑らかさを意識した仕上がり。甘さを前面に押し出しすぎず、スパイスの香りをちゃんと残しているのが好印象だ。焼きたての「ナン」を浸せば、バターの香りと小麦の甘みが重なり、安心感のある美味しさへ着地する。
対して「チキンハイデラ」は、ぐっとスパイス感を強めた一皿。ココナッツの丸みを感じさせながら、後半にじわっと辛味が伸びてくる。濃厚なのに後味は重すぎず、鶏肉の旨味もしっかり。汗をかきながら食べ進めたくなるタイプのカレーだ。
そして単品で頼んだ「カシミールカレー」。これがかなり印象的。黒に近い深褐色のルーは、見た目からして只者ではない。スパイスの焙煎感、玉葱の甘み、舌に積み重なる辛味。その全部が混ざり合いながら、単なる激辛では終わらせない奥行きを作っている。刺激で押すというより、香りで食わせるタイプ。
「ナン」は表面が香ばしく、中はもっちり。甘さに寄せすぎないので、カレーの輪郭をきちんと受け止める。セットの「シシカバブ」や「タンドリーチキン」もスパイスの香りが心地よく、サラダやサフランライスまで含めて、最後まで食べ疲れしない構成だ。
本格的なスパイス感を持ちながら、日本の日常へ自然に溶け込ませる『Salaam... More
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【Salaam Curry】
群馬・伊勢崎のロードサイドに、異国の空気をまとって現れる一軒家カレー店『Salaam Curry』。2021年1月のオープン以来、地元のみならず県外のカレーフリークたちまで惹きつける人気店だ。店名の“Salaam”は、平和や安らぎを意味する挨拶の言葉。
工場文化とともに多国籍なコミュニティを育んできた伊勢崎という街には、昔から南アジアや中東の食文化が自然と根付いている。その土地柄を背景に、ハラール対応を徹底しながら、インド出身シェフによる本格的なスパイス料理を、誰でも親しみやすい形へ落とし込んでいる。エキゾチックな内装や広々した空間も含めて、“食事”だけではなく“異文化体験”まで提供しようという意志が見えてくる。
いただいたのは「サラームセット」。選んだカレーは「バターチキン」と「チキンハイデラ」、さらに単品で「カシミールカレー」を追加。
まず「バターチキン」。トマトの酸味と生クリームのコクを軸にした王道スタイルだが、重たさよりも滑らかさを意識した仕上がり。甘さを前面に押し出しすぎず、スパイスの香りをちゃんと残しているのが好印象だ。焼きたての「ナン」を浸せば、バターの香りと小麦の甘みが重なり、安心感のある美味しさへ着地する。
対して「チキンハイデラ」は、ぐっとスパイス感を強めた一皿。ココナッツの丸みを感じさせながら、後半にじわっと辛味が伸びてくる。濃厚なのに後味は重すぎず、鶏肉の旨味もしっかり。汗をかきながら食べ進めたくなるタイプのカレーだ。
そして単品で頼んだ「カシミールカレー」。これがかなり印象的。黒に近い深褐色のルーは、見た目からして只者ではない。スパイスの焙煎感、玉葱の甘み、舌に積み重なる辛味。その全部が混ざり合いながら、単なる激辛では終わらせない奥行きを作っている。刺激で押すというより、香りで食わせるタイプ。
「ナン」は表面が香ばしく、中はもっちり。甘さに寄せすぎないので、カレーの輪郭をきちんと受け止める。セットの「シシカバブ」や「タンドリーチキン」もスパイスの香りが心地よく、サラダやサフランライスまで含めて、最後まで食べ疲れしない構成だ。
本格的なスパイス感を持ちながら、日本の日常へ自然に溶け込ませる『Salaam Curry』。異国感と親しみやすさ、その両立こそがこの店の魅力だ。伊勢崎という多文化の街だからこそ生まれた空気感まで含めて、味わう価値のある一軒。ご馳走様でした。
#SalaamCurry #群馬 Less
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【六助うどん】
埼玉県北部、本庄の街道沿いに店を構える、長く地元に根付く武蔵野うどんの人気店『六助うどん』。広めの駐車場が埋まり、店内まで人で埋まる。その光景だけで、この店がどれだけ必要とされているかが伝わってくる。地元の日常に溶け込みながら、遠方のうどん好きまで引き寄せてしまう。そんな力を持った一軒だ。
ここで味わえるのは、武蔵野うどんのお手本のような一杯。麺は極太で、不揃いな表情もまた魅力。啜るというより、噛み締める食べ物で、小麦の密度をワシワシと感じさせる。まず「肉うどん(つけ)」は、そのポテンシャルを最もわかりやすく伝えてくれる。辛口のつけ汁に豚肉の脂が溶け込み、剛麺を真正面から受け止める。甘さに頼らず、醤油の輪郭と脂の旨味で食わせる設計がいい。噛むたびに小麦と肉の旨味が膨らみ、武蔵野うどんの魅力がストレートに伝わってくる。
「カレーうどん(かけ)」も印象的。熱が入ることで武蔵野うどん特有のゴワつきが少しやわらぎ、モチッとした食感が前に出る。カレーはスパイスで押すというより、出汁の旨味を土台にしたうどん屋らしい味わい。とろみの奥からじわっと和の香りが広がり、気づけば丼の底が見えている。
そして、忘れてはいけないもうひとつの名物が「カツ丼」。うどん屋らしく出汁の旨味を含んだ甘辛ダレがカツに染み込み、玉子のまろやかさと重なっていく。衣はしっとりしながらも、揚げの香ばしさをきちんと残す。タレカツ的な力強さに、出汁の奥行きが加わるのがいい。うどん屋のサイドメニューというより、しっかり主役級の存在感。
小麦の力を真正面から味わわせる麺に、出汁と醤油の輪郭で支えるつけ汁やカレー、そしてカツ丼。どれも腹を満たすだけでなく、記憶に残るだけの説得力がある。長く地元に愛されてきた理由は、この実直な美味しさの積み重ねにあるのだろう。本庄までわざわざ車を走らせる価値がある。そんな武蔵野うどんの一軒だ。ご馳走様でした。
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【六助うどん】
埼玉県北部、本庄の街道沿いに店を構える、長く地元に根付く武蔵野うどんの人気店『六助うどん』。広めの駐車場が埋まり、店内まで人で埋まる。その光景だけで、この店がどれだけ必要とされているかが伝わってくる。地元の日常に溶け込みながら、遠方のうどん好きまで引き寄せてしまう。そんな力を持った一軒だ。
ここで味わえるのは、武蔵野うどんのお手本のような一杯。麺は極太で、不揃いな表情もまた魅力。啜るというより、噛み締める食べ物で、小麦の密度をワシワシと感じさせる。まず「肉うどん(つけ)」は、そのポテンシャルを最もわかりやすく伝えてくれる。辛口のつけ汁に豚肉の脂が溶け込み、剛麺を真正面から受け止める。甘さに頼らず、醤油の輪郭と脂の旨味で食わせる設計がいい。噛むたびに小麦と肉の旨味が膨らみ、武蔵野うどんの魅力がストレートに伝わってくる。
「カレーうどん(かけ)」も印象的。熱が入ることで武蔵野うどん特有のゴワつきが少しやわらぎ、モチッとした食感が前に出る。カレーはスパイスで押すというより、出汁の旨味を土台にしたうどん屋らしい味わい。とろみの奥からじわっと和の香りが広がり、気づけば丼の底が見えている。
そして、忘れてはいけないもうひとつの名物が「カツ丼」。うどん屋らしく出汁の旨味を含んだ甘辛ダレがカツに染み込み、玉子のまろやかさと重なっていく。衣はしっとりしながらも、揚げの香ばしさをきちんと残す。タレカツ的な力強さに、出汁の奥行きが加わるのがいい。うどん屋のサイドメニューというより、しっかり主役級の存在感。
小麦の力を真正面から味わわせる麺に、出汁と醤油の輪郭で支えるつけ汁やカレー、そしてカツ丼。どれも腹を満たすだけでなく、記憶に残るだけの説得力がある。長く地元に愛されてきた理由は、この実直な美味しさの積み重ねにあるのだろう。本庄までわざわざ車を走らせる価値がある。そんな武蔵野うどんの一軒だ。ご馳走様でした。
#六助うどん #埼玉 Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 日本料理 晴山 at HARUYAMA
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【日本料理 晴山】
三田の名店『日本料理 晴山』。ここには季節ごとに“帰ってくる理由”が用意されている。
春の定番、「蛤うどん」。蛤の旨味を凝縮した出汁に、しなやかな稲庭うどん。そこに西京味噌で漬けた唐墨を重ねることで、旨味に厚みと奥行きを与える。それでいて後味は驚くほど軽やかで、柚子の香りが全体をすっとまとめ上げる。毎年繰り返される一杯だが、その完成度は最初から揺るがない。そして「筍の牛巻き」。甘辛いタレをまとった牛肉の脂の甘さに、みずみずしい筍の食感。この組み合わせが抜群にいい。木の芽の香りが加わることで、一皿が春の景色として完成する。
「車海老とひろっこ... More
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【日本料理 晴山】
三田の名店『日本料理 晴山』。ここには季節ごとに“帰ってくる理由”が用意されている。
春の定番、「蛤うどん」。蛤の旨味を凝縮した出汁に、しなやかな稲庭うどん。そこに西京味噌で漬けた唐墨を重ねることで、旨味に厚みと奥行きを与える。それでいて後味は驚くほど軽やかで、柚子の香りが全体をすっとまとめ上げる。毎年繰り返される一杯だが、その完成度は最初から揺るがない。そして「筍の牛巻き」。甘辛いタレをまとった牛肉の脂の甘さに、みずみずしい筍の食感。この組み合わせが抜群にいい。木の芽の香りが加わることで、一皿が春の景色として完成する。
「車海老とひろっこ 梅肉ジュレ」
「ホワイトアスパラの天ぷら ふきのとう ごまだれ」
「わたりがにの真薯 こしあぶら 柚子の花」
「墨烏賊 明石鯛
「鳴門わかめ 新玉葱」
「北寄貝 このこ和え 長芋昆布締め うるい」
「月輪熊と花山椒」
「蛍烏賊と豆の土鍋ご飯」
どの季節にも名物があるからこそ、どの季節も訪れたくなる。変わらない完成度と、季節ごとの更新。その両立こそが、この店の強さだ。ご馳走様でした。
#日本料理晴山 #日本料理 Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at エラボラーチョ 大名店 at El Borracho
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【エラボラーチョ 大名店】
福岡・大名の夜に、緑のネオンとメキシカンなオブジェが目印の『エルボラーチョ 大名店』へ。店名のエルボラーチョとは、スペイン語で“酔っ払い”の意味。なんとも陽気で、なんともこの店らしい名前だ。2002年に大名でオープンした1号店で、一人でも多くの日本人に本物のメキシコ料理を食べてもらいたいという想いから始まった一軒。店が掲げるのは、“日本国内でメキシコ旅行”。なるほど、壁の装飾、カラフルな電飾、酒場の熱気まで含めて、扉を開ければそこはメキシコの空気。パスポートは不要、必要なのは胃袋と酔う覚悟のみ。
「コーンチップス」はお通し的ポジション。いきなり酒場のスイッチが入る。軽い塩気と香ばしさに、サルサの酸味と辛味。特別な一品というより、これから始まるメキシカンの助走としてちょうどいい。
「ポテト&チリビーフ」は、フライドポテトにチリビーフ、サルサ、玉ねぎ、そしてワカモレ。見た目からしてジャンクの誘惑が強いが、これは正しく酒のための料理。ポテトの油分に、チリビーフのピリ辛な旨味、トマトの酸味、アボカドのまろやかさが重なる。気づけば手が伸びるタイプ。
「シーフードマリネーラ」は、完熟トマトとタコの漁師炒め。タコの弾力とトマトの甘酸っぱさが主役で、食べた瞬間は赤い酸味が立ち、後からニンニクや唐辛子の輪郭が追いかけてくる。どこか燻製のようにも感じる香ばしさがある。
看板の「パストール」は、10種類以上のスパイスや野菜に漬け込んだ豚肉を焼き上げた、メキシカンタコスの定番。肉の旨味にスパイスの香り、玉ねぎと香草の爽やかさ、さらにパイナップルの甘酸っぱさが重なる。甘味、酸味、辛味、脂のバランスで食べさせる設計で、タコスという小さな器の中にメキシコらしい陽気さが収まっている。
「パリジャーダ」は、秘伝のサルサに漬け込んだ鶏肉をじっくり焼き上げた料理。鶏もも肉は柔らかくジューシーで、焼き目の香ばしさとサルサの辛味がストレートに届く。下に敷かれた野菜のシャキシャキ感も手伝って、肉料理ながら重たくなりすぎない。
『エルボラーチョ... More
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【エラボラーチョ 大名店】
福岡・大名の夜に、緑のネオンとメキシカンなオブジェが目印の『エルボラーチョ 大名店』へ。店名のエルボラーチョとは、スペイン語で“酔っ払い”の意味。なんとも陽気で、なんともこの店らしい名前だ。2002年に大名でオープンした1号店で、一人でも多くの日本人に本物のメキシコ料理を食べてもらいたいという想いから始まった一軒。店が掲げるのは、“日本国内でメキシコ旅行”。なるほど、壁の装飾、カラフルな電飾、酒場の熱気まで含めて、扉を開ければそこはメキシコの空気。パスポートは不要、必要なのは胃袋と酔う覚悟のみ。
「コーンチップス」はお通し的ポジション。いきなり酒場のスイッチが入る。軽い塩気と香ばしさに、サルサの酸味と辛味。特別な一品というより、これから始まるメキシカンの助走としてちょうどいい。
「ポテト&チリビーフ」は、フライドポテトにチリビーフ、サルサ、玉ねぎ、そしてワカモレ。見た目からしてジャンクの誘惑が強いが、これは正しく酒のための料理。ポテトの油分に、チリビーフのピリ辛な旨味、トマトの酸味、アボカドのまろやかさが重なる。気づけば手が伸びるタイプ。
「シーフードマリネーラ」は、完熟トマトとタコの漁師炒め。タコの弾力とトマトの甘酸っぱさが主役で、食べた瞬間は赤い酸味が立ち、後からニンニクや唐辛子の輪郭が追いかけてくる。どこか燻製のようにも感じる香ばしさがある。
看板の「パストール」は、10種類以上のスパイスや野菜に漬け込んだ豚肉を焼き上げた、メキシカンタコスの定番。肉の旨味にスパイスの香り、玉ねぎと香草の爽やかさ、さらにパイナップルの甘酸っぱさが重なる。甘味、酸味、辛味、脂のバランスで食べさせる設計で、タコスという小さな器の中にメキシコらしい陽気さが収まっている。
「パリジャーダ」は、秘伝のサルサに漬け込んだ鶏肉をじっくり焼き上げた料理。鶏もも肉は柔らかくジューシーで、焼き目の香ばしさとサルサの辛味がストレートに届く。下に敷かれた野菜のシャキシャキ感も手伝って、肉料理ながら重たくなりすぎない。
『エルボラーチョ 大名店』の魅力は、空間と料理と酒が一体になった陽気な空気にある。現地感を大切にしつつ、日本人の口にも寄せた親しみやすさがあり、タコスをつまみ、肉を焼き、トマトソースで酒を進める。大名の夜を少し賑やかに始める場所として、なかなか頼もしい一軒。ご馳走様でした。
#エラボラーチョ Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at luogo at luogo (luogo)
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【luogo】
自由が丘の静かな住宅街に潜む『luogo』。2022年12月に開業した一軒で、店名はイタリア語で“場所”を意味する。その言葉どおり、ここはただ食事をするための店ではなく、泥谷俊介シェフの経験、食材への執着、炭火への信頼が一つの“居場所”として結晶した空間だ。カウンター中心のライブ感のある設計も、その思想をよく表していて、皿の完成だけでなく、火の入り方や香りの立ち上がりまで含めて体験させるスタイルになっている。
泥谷シェフは岐阜と名古屋で経験を積み、ナポリの下町のレストランで現地の空気を吸い、その後は「イルギオットーネ」や系列店で副料理長、料理長を歴任。さらに「リストランティーノ・ルベロ」の料理長を経て独立したという流れがある。この経歴がそのまま料理に出ていて、イタリア料理の骨格の上に、日本の食材感覚と和のニュアンス、そして炭火の香りを重ねるのが実に上手い。イタリアンをやっているというより、日本の旬をイタリア料理の文法で翻訳している感覚に近い。
この日のコースも、その個性がよく見えた。スターターの「群馬... More
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【luogo】
自由が丘の静かな住宅街に潜む『luogo』。2022年12月に開業した一軒で、店名はイタリア語で“場所”を意味する。その言葉どおり、ここはただ食事をするための店ではなく、泥谷俊介シェフの経験、食材への執着、炭火への信頼が一つの“居場所”として結晶した空間だ。カウンター中心のライブ感のある設計も、その思想をよく表していて、皿の完成だけでなく、火の入り方や香りの立ち上がりまで含めて体験させるスタイルになっている。
泥谷シェフは岐阜と名古屋で経験を積み、ナポリの下町のレストランで現地の空気を吸い、その後は「イルギオットーネ」や系列店で副料理長、料理長を歴任。さらに「リストランティーノ・ルベロ」の料理長を経て独立したという流れがある。この経歴がそのまま料理に出ていて、イタリア料理の骨格の上に、日本の食材感覚と和のニュアンス、そして炭火の香りを重ねるのが実に上手い。イタリアンをやっているというより、日本の旬をイタリア料理の文法で翻訳している感覚に近い。
この日のコースも、その個性がよく見えた。スターターの「群馬 麦豚生ハム ガーリックトースト」は、12ヶ月熟成の生ハムの塩気と脂の甘みを、ガーリックの香ばしさで前に押し出す一皿。生ハムは単体で完結させることも多いが、ここではトーストに乗せて酒のアテとしての色気を与えているのが面白い。いきなり飲ませにくる。体は正直なもので、これはワインが進むやつだ。
「沼津 桜海老 高知トマト 手打ちピチ」は春の定番感に見えて、印象はかなり鮮烈。見た目は軽やかだが、食べた瞬間にトマトの酸味と旨味がぐっと立ち、そのあとに桜海老の塩気と油のコクが追いかけてくる。手打ちの「ピチ」はむっちりした弾力があって、ソースをただ纏うだけでなく受け止める� Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at めし処 和來 at めし処 和來
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【めし処 和來】
高田馬場の定食屋『めし処 和來』。学生街らしい活気のあるエリアにありながら、店内は明るく清潔で、ひとりでも入りやすい雰囲気がある。肉、魚、揚げ物と定食の選択肢は幅広く、昼だけでなく夜にも定食を食べられるのがありがたい。外食が丼や麺に寄りがちな夜に、味噌汁と漬物まで揃った食事ができるのは、日常使いの選択肢として覚えておきたいところだ。
いただいたのは「生姜焼き定食」。柔らかな豚肉に甘辛いタレが絡み、生姜の香りは強すぎず弱すぎず、醤油ベースの味付けに玉ねぎの甘味が加わって、「ご飯」との相性は想像通りにいい。横に盛られた千切りキャベツも、肉の脂やタレを受け止めながら、後味を少し軽くしてくれる。定食としては安心して食べられるまとまりで、気づけば「ご飯」は一杯目がなくなっている。
そして、個別にメニューを気軽に追加できるのも嬉しいポイントだ。今回は「ハムエッグ」を追加。半熟寄りの黄身、縁の焼けた白身、そこにハムの塩気。特別な一品というより、「ご飯」に合わせるもう一つのおかずとして機能している。卓上の黒胡麻塩を振れば、二杯目もあっという間に空に。塩気のしっかり効いた漬物も含めて、全体は過不足なくまとまっている。
高田馬場には安さや量を売りにする店も多いが、『めし処... More
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【めし処 和來】
高田馬場の定食屋『めし処 和來』。学生街らしい活気のあるエリアにありながら、店内は明るく清潔で、ひとりでも入りやすい雰囲気がある。肉、魚、揚げ物と定食の選択肢は幅広く、昼だけでなく夜にも定食を食べられるのがありがたい。外食が丼や麺に寄りがちな夜に、味噌汁と漬物まで揃った食事ができるのは、日常使いの選択肢として覚えておきたいところだ。
いただいたのは「生姜焼き定食」。柔らかな豚肉に甘辛いタレが絡み、生姜の香りは強すぎず弱すぎず、醤油ベースの味付けに玉ねぎの甘味が加わって、「ご飯」との相性は想像通りにいい。横に盛られた千切りキャベツも、肉の脂やタレを受け止めながら、後味を少し軽くしてくれる。定食としては安心して食べられるまとまりで、気づけば「ご飯」は一杯目がなくなっている。
そして、個別にメニューを気軽に追加できるのも嬉しいポイントだ。今回は「ハムエッグ」を追加。半熟寄りの黄身、縁の焼けた白身、そこにハムの塩気。特別な一品というより、「ご飯」に合わせるもう一つのおかずとして機能している。卓上の黒胡麻塩を振れば、二杯目もあっという間に空に。塩気のしっかり効いた漬物も含めて、全体は過不足なくまとまっている。
高田馬場には安さや量を売りにする店も多いが、『めし処 和來』の良さは、日常使いしやすい定食としてのバランスにある。大きな驚きを求める店ではない。ただ、夜に「生姜焼き」と「ハムエッグ」で白飯を二杯食べる。そういう普通の満足を、気負わず受け止めてくれる店だ。ご馳走様でした。
#めし処和來 #高田馬場 Less
