Fry家
主役はとんかつではなく、ミックスフライ!
面白い揚げ物の店が登場、その名もずばり『Fry家』。
場所は全国区の人気を誇った高田馬場のなりくらの跡地であり、さらに揚げ物となればとんかつを期待してしまうが、テーマはあくまで”フライ”だ。とんかつも含まれるが、なんとその数は10種類にも及ぶ。
ロースやヒレなどの肉に始まり、アジやエビなどの海鮮、それに野菜のフライなど幅が広い。とんかつ専門店だとサイドメニューになりがちな料理が主役を担うのは嬉しい。プロデュースするのが「旬香亭」や「洋食フリッツ」のシェフと聞いて、なんだか納得。
一番人気は、「選べるミックスフライ定食」
スペシャリテ的な位置付けの「極みのササミフライ」をデフォルトに、3つのフライを選択可能。まずは特別扱いされてやってきたササミフライから。低温調理を施したことが伝わる白い衣で、ささみとは思えぬしっとりしたアウトプットに驚きます。油の香りまでも味方につけて、極みの名にふさわしいフライに仕上がっております。
ミトミえもんが選んだのは、リブロース、エビ、特別メンチ。
とんかつの王様的なリブロースももちろん美味しいのだが、個人的には特別メンチを一番に推したい。ジューシーな仕上がりで塩やソースの必要性を感じない。強いて言えば、塩で輪郭を作るのもよし。海老もぷりぷりのお手本のようなもので、自家製のタルタルソースが美味い。
順番は逆転してしまいましたが、最初のサラダにも触れておきたい。とんかつ店などのサラダといえば、キャベツの千切りが定番だが、実はミトミえもんはこれが苦手。もさもさしてて、シャキッとしろって思っちゃうんですよね。笑 だが、Fry家のサラダはレタスが務めるので、シャキシャキこの上なし。ドレッシングも美味で、サラダを一気に食べた初めての経験となりました。笑
ご馳走様です。