ハラール ドーサ ビリヤニ / HALAL DOSA BIRYANI
フードコートに中に本格インド料理のお店!?
家族連れで賑わう成田のイオンモールへ。
その目的は買い物でも家族サービスでもありません。目指すはイオンモールのフードコート。実は、ここに食べログの百名店にも選出された本格インド料理の店があるんです。名前は『ハラール... More
富麗華キッチン / Fureika Kitchen
恐るべし、麻布台ヒルズ。恐るべし、富麗華。
巨大複合施設の麻布台ヒルズの食料品売り場「麻布台ヒルズマーケット」へ。
2つの意味で日本一”高い”ビルディングだけに、そこに入るブランドたちにも全くの隙がない。日本が誇る名店達が名を連ねておりますが、中華料理の惣菜を担当するのが中国飯店グループ。その1つである富麗華の名前を冠した、その名もすばり『富麗華キッチン... More
長男、ほそのたかし / Chonan Hosonotaiashi
江古田にあるラーメン店『長男、ほそのたかし』を訪ねます。
亀有の名店「つけ麺道」出身の店主が本八幡に「長男、もんたいちお」を創業したのが最初。ここ江古田を二号店、錦糸町に長男、おかわしゅん」、長男シリーズが拡大しております。ちなみに、門田一雄氏、細野貴史氏、大川峻氏、やはり全員長男なのだそうだ。笑 もしかして、長男しか独立が許されない!?笑
江古田店のジャンルは、修行先と同様につけ麺。
麺は特注の極太のもので、茹で時間は12分もかかるという代物回転率が命のラーメン屋で、この選択はこだわり以外の何物でもない。その結果、強力なもちもち感とその先に香る芳醇な小麦の風味を手に入れております。そのままでも食べてほしいが、まずは梅かつおだけで楽しんでみて。ポテンシャルの高さを感じされることでしょう。
つけ汁は、国産な鳥の胴ガラ、ゲンコツ、カシラ、豚足、煮干し、鯖節など、150キロ以上にも及ぶのだとか。更に、20時間火にかけて旨味を抽出し、3日かかて仕上げていくのだとか。大層な話が並んでいるが、その努力は裏切らない。何重にも重なった旨味が麺をしっかりコーティングしていきます。少し冷めてくると印象が弱まるが、温め直しのサービスも行っております。
注文は特製ですが、ぜひこれを勧めたい。バラとロースのチャーシューのレベルが高く、炙った風味は食欲をそそる。極太のメンマや味玉にも強いこだわりを感じます。辣油やネギといった薬味もセットになっており、飽きさせない装置は随所に用意がございます。最後は割りスープでこだわりのスープを余すことなく堪能してみて。節系の風味が濃厚さを和らげて、華やかさを加えていきます。
ミトミえもんは次男なので、もし修行させてもらえたら、屋号は「次男、ミトミえもん」になるのかな。笑 楽しい妄想とともに、ご馳走になりました。
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出町ふたば / Demachi Futaba
明治32年創業、連日行列が作られる老舗和菓子屋『出町ふたば』を訪ねます。
明治の頃は薪を運ぶ大原女のおやつとして人気を博し、今では京都の人々はもちろん観光客にも愛される銘菓として知られます。行列のお目当てはずばり名代「豆餅」。文字通り、ごろっとした豆が印象的なこしあん入りのお餅。餅はもっちりした食感ながら、きめ細かさもあって重たくないのが特徴。こしあんもなめらかな口当たりでじわじわくる品のいい甘さ。さらに、塩気がほのかに効かせているのも食べやすい印象を作ります。そして、ビジュアルだけでなく食感のアクセントを務めるのが赤えんどう豆。特に皮の食感と風味がいいアクセントになっております。京都土産の選択肢にぜひ。
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東新宿サンラサー / Higashi-Shinjuku Sunrather
限定30食のスタンドカレー!?
新宿にあるカレーショップ『東新宿サンラサー』へ。ここがなかなか訪問のハードルが高い。
ハードルの高さは3つ。1つは、平日で週3日程度という営業。1つは、ランチのみという時間帯。1つは、1日30食限定という数量の少なさ。実際のお隣のお客さんなどは会社を休んで来てると言ってました。笑 立ち食いのカレースタンドで、お店はカウンター5席のみのかなり狭い空間。そして、店主のワンオペなのでカレーの提供人数に限界があるのだ。
ただ、これだけのハードルでも乗り越えて食べるだけの価値のあるカレーを提供している。
メニューは定番のキーマと週替わりのカレーが基本。どっちも食べられるあいがけが一番人気だそうだ。まず、花椒ポークキーマカレーを一口。ニンニクや香辛料でコーティングされたキーマは、味も口当たりも抜群。玉ねぎがベースになっているのか、少々の汁気が全て旨味となっております。もちろん花椒の刺激も見逃せない。
週替わりのカレーは「ふわふわ酒蒸し鶏のシャバ出汁キーマカレー」。もう解説が必要がないくらい全部言っちゃってます。笑 ほぐした鶏に味がしっかり浸透しており、スープ状のカレーからはたっぷりの旨味が。フライドオニオン的な薬味もいい仕事。
トッピングも抜群で、甘味のある味付けのメンマがまた美味しい。有料のトッピングには、さまざまなアチャールの用意があるのも嬉しいポイント。今回は牡蠣のアチャールをいただきましたが、他も魅力的なメニューが目白押し。
最後に、屋号の意味をご紹介しましょう。サンラサーとは、サンスクリット語で、サン=集まる、ラサ=味という意味。色々な味が集まり、これに吸い寄せられるようにいろんな人が集まる、そんなカレーショップなのです。高い訪問のハードルですが、乗り越える価値がございます。ご馳走様でした。
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みょうが屋 / Myoga-ya
宮崎が誇る老舗焼肉店『みょうが屋』を訪ねます。
現在「イワナガ食堂」を営む岩永氏が30年以上もかけて作り上げた、宮崎が誇る最強の焼肉店でございます。現在は店を後進に譲っておりますが、素材へのこだわりとボリューム的な満足感、そして最強レベルのコスパはしっかり継承しております。和牛の品評会の常連でもある宮崎牛にこだわり、さらにその鮮度にこだわる。良いものを良い状態で出す、というシンプルなアプローチが高い評価に繋がっているのでしょう。
実際に味のレベルはすこぶる高い。そして、コースの価格はすこぶる安い。質にも量にも必ず満足することでしょう。
「大根と牛すじの塩煮込み」
「タン、ハラミ、ツラミ」
「カメノコ、ザブトン、ヒレ、サーロイン」
「カルビ三種」
「ハツ、センマイ、レバー、ホルモン」
焼肉店の野菜など付け合わせ程度の扱いになることも多いが、みょうが屋のものはしっかり美味い。辛味大根、紅はるか、子供ピーマン、原木椎茸、茄子、などなど。ちなみに、茗荷はない。宮崎県の小林市になる梶並農園で育てた無農薬のものだとか。これがとても甘いのだ。それにしても、宮崎は肉に魚に野菜にフルーツに本当にレベルが高いですね。
もう満腹で歩けないほどだが、締めの「ニンニク焼きめし」が胃袋のキャパを復活させます。贅沢に宮崎牛をふんだんに使い、たっぷりのニンニクがインパクトのあるアウトプットにつながります。隠し味には鰹節、これがまた食欲をそそる装置として機能しております。これは美味。
ここは茗荷のお店ではない。コスパ最強の焼肉店である。ご馳走様でした。
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イワナガ食堂/Iwanaga Shokudo 宮崎市内にある洋食店『イワナガ食堂』を訪ねます。 店主である岩永光明氏の名前を冠した洋食店だが、その岩永氏、実は宮崎が誇る老舗焼肉店「みょうが屋」で30年以上も腕を振るったご主人。店舗を後進に任せて、新しくオープンさせたお店なのだ。つまり、ご主人は牛肉のプロフェッショナルであり、肉料理の多い洋食に通ずるものも多い。実際に、みょうが屋時代の裏メニューであった牛ホホ肉シチューなどは、同店のスペシャリテとしても登場しております。 アラカルトでの注文も可能ですが、初訪問につき、おすすめ料理ばかりで構成されたコースをいただきます。ちなみに、アラカルトには牛、豚、鶏、魚介、野菜とバリエーション豊かなメニューが並びます。宮崎県のポテンシャルの高さを象徴しているかのようです。これがアラカルトで楽しめるなんて、最高の食堂ですね。 コースのラインナップはこちら。 「宮崎獲れ水イカのフライ」 「宮崎獲れ釣りサワラのフライ」 「鹿児島県産六白黒豚のよだれ豚」 「A5等級宮崎牛サーロインのブルーチーズを使ったカツサンド」 「甦る大地の会のクレソンとフルーツのサラダ」 「iwanaga食堂特製宮崎牛ホホ肉シチュー」 「A5等級宮崎牛イチボのステーキ丼」 「蜜柑のシャーペット」 I... More
オーク/oak Bar飯、ミトミえもんは実はこれの研究家だ。 厨房の環境などはお世辞にも整っていると言い難いが、なぜかBarの飯は美味い。宮崎市の最大の歓楽街であるニシタチにも美味しいBar飯の店がございます。名前は『オーク』、天然木を使用したカウンターが作るオーセンティックな雰囲気と人柄の良いマスターが評判のお店。 Barとしては、宮崎のフルーツを使ったカクテルが人気。その中でも柑橘に強いイメージがあるが、宮崎県内でしか流通しないという、みかんのカクテルをいただきました。もはやアルコールをかき消してしまうほど、すっきりとした甘味の強さに特徴あり。これは美味。 そして、Bar飯。まずはメニューをご覧ください。パスタやカレーなど、Bar飯レベルでは充実度を誇ります。 今回は通年で人気が高いというミートソースをいただきます。昔懐かし洋食屋さんの味と紹介されますが、むしろ個性的。チーズとソースをパスタとしっかり絡めており、一体感の高いパスタになっております。宮崎は牛肉でも有名だが、これをふんだんに使ったミートソースで食べ応えが十分。 カレーからは「チキンたっぷりココナッツカレー」を。ココナッツとか使うBarもなかなかないでしょう。笑 こちらも同じく宮崎県が誇る日南鶏をふんだんに使ったもの、チキンの旨味とココナッツの風味がしっかり効いており、口当たりに軽さがあるのも嬉しいポイント。専門店顔負けの無化調カレーでございます。 間違いなく、Bar飯研究の1ページに入るお店。ご馳走様でした。
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國酒 松 /Matsu
宮崎は焼酎の国。10年もの期間、ずっと出荷量日本一を誇ります。
そんな宮崎にはその魅力を伝える、伝道師がいる。宮崎の隠れ家的なグルメスポットとして注目されるウラタチエリアにある『國酒 松』のご主人、小松山龍辰氏でございます。看板はなく完全な隠れ家風ながら、予約がないとなかなか入れないという人気を誇ります。焼酎自体の魅力が客を呼び、伝道師の言葉が客を納得させる、そんなお店なのです。
ちなみに、今回の宮崎ツアーでは「百年の孤独」や「中々」でも有名な黒木本店の5代目とご一緒させていただきました。直前に蔵も見学させていただき、その魅力を具に実感してきたが、小松山氏の言葉が答え合わせが出来ました。最初にいただいたのは、2021年にリリースされた「失われた時を求めて... More
神馬 / Shinme
これも京都の魅力。老舗居酒屋で酒とつまみを。 昭和9年創業、京都の老舗居酒屋『神馬(しんめ)』を訪ねます。 戦争によって休業の憂き目にあうも、90年以上も愛され続ける人気店でございます。いわゆる昭和の酒場な雰囲気だが、芸舞妓の名前の入った京うちわが京都らしい風情を作ります。それに、帰りがけには木製のレジを覗いてみてください。未だ現役を続けるレジスターは、愛され続ける居酒屋を象徴しているかのようです。 同店を切り盛りする3代目は、一見でも居心地が良いような環境を作るプロフェッショナル。もちろん料理のクオリティーも高く、メニューにh定番から旬の食材までお酒の相手として優秀な料理が並びます。ミトミえもんが特におすすめしたいのは、この「鯨ベーコン」。普通のものと燻製のものと2種類楽しませるが、脂身のジューシーさに驚かされます。臭みなどは一切なく、むしろ熟成した香などが芳醇なつまみへと引き上げております。 「鯖きずし」も定番の料理として人気。京都生まれの郷土料理であり、日本海で獲れた鯖を運にために塩漬けしたのが始まりだという。その塩味や酸味がまた酒に合うのだ。締め担う寿司も、また京都生まれた文化。酢で締めたり、焼いたりして保存期間を延ばしたのが始まり。三種盛りでいただきましたが、鯖は酸味で、鱧は醤油と香ばしさで、鯛は千枚漬けの食感と酸味を楽しませます。京都らしい締めにテンション上がります。 これまた定番のチューリップの鶏から揚げも美味。旬の料理には「こっぺ蟹しゅうまい」を注文。内子もたっぷりの餡は幸福の味がします。柚子胡椒がビシッと輪郭を作っております。 日本料理ばかりが注目される京都ですが、こういう居酒屋にもぜひ立ち寄ってほしい。ここにしかない京都の魅力がございます。ご馳走様でした。 I... More