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Restaurants
- ミトミ えもん added a new meal Dinner at ハリッツ 上原店 at Haritts (ハリッツ 上原店)
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【ハリッツ 上原店】
そっと寄り添う、ふんわりドーナツ。
代々木上原の駅を出て、細い路地を抜けた住宅街の中に、ひっそりと佇む古民家風の建物。そこが『ハリッツ 上原店』。小さなショーケースと、焼き上がったばかりのドーナツたち。都会の喧騒からわずかに外れたその場所には、日々の暮らしと地続きのような空気が流れている。
看板商品のひとつである「プレーン」は、まさにこの店の姿勢を体現する一品。油っぽさを一切感じさせず、手に取った時の軽さ、口に入れた時のふんわりとほどける食感、そして控えめな甘さ。どれもが主張しすぎず、それでいて印象に残る。生地そのものの力で勝負していることが伝わってくる、まさに原点ともいえるドーナツだ。
そして「クリームチーズ」。一見、見た目はプレーンと変わらないが、中にはしっとり濃厚なクリームチーズがしっかりと包み込まれている。食べ進めると、ごろっとしたチーズの存在感が現れ、ふわふわの生地と絶妙なコントラストを描く。甘さと塩気、やわらかさと密度。そのバランス感覚の良さに、ぐっと引き込まれる。
全体として、派手さはないが、どこまでも丁寧な仕事ぶりが感じられる。軽やかで、やさしくて、それでいて密度のある満足感。日常の中で「少しだけご褒美を」という時にぴったりの一軒。肩肘張らず、でも確かな美味しさがそこにある。
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【ハリッツ 上原店】
そっと寄り添う、ふんわりドーナツ。
代々木上原の駅を出て、細い路地を抜けた住宅街の中に、ひっそりと佇む古民家風の建物。そこが『ハリッツ 上原店』。小さなショーケースと、焼き上がったばかりのドーナツたち。都会の喧騒からわずかに外れたその場所には、日々の暮らしと地続きのような空気が流れている。
看板商品のひとつである「プレーン」は、まさにこの店の姿勢を体現する一品。油っぽさを一切感じさせず、手に取った時の軽さ、口に入れた時のふんわりとほどける食感、そして控えめな甘さ。どれもが主張しすぎず、それでいて印象に残る。生地そのものの力で勝負していることが伝わってくる、まさに原点ともいえるドーナツだ。
そして「クリームチーズ」。一見、見た目はプレーンと変わらないが、中にはしっとり濃厚なクリームチーズがしっかりと包み込まれている。食べ進めると、ごろっとしたチーズの存在感が現れ、ふわふわの生地と絶妙なコントラストを描く。甘さと塩気、やわらかさと密度。そのバランス感覚の良さに、ぐっと引き込まれる。
全体として、派手さはないが、どこまでも丁寧な仕事ぶりが感じられる。軽やかで、やさしくて、それでいて密度のある満足感。日常の中で「少しだけご褒美を」という時にぴったりの一軒。肩肘張らず、でも確かな美味しさがそこにある。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at CINNAMON GARDEN at CINNAMON GARDEN
“完成させる楽しみ”に出会う。南林間のスリランカごはん
南林間の住宅街に、スリランカの風がそっと吹き抜ける。
『CINNAMON GARDEN(シナモンガーデン)』。その名に込められているのは、スリランカの中心都市キャンディ近郊にある“シナモンの庭”のような、穏やかで香り高いひとときを届けたいという想い。2014年の開業以来、南林間の地でスリランカの家庭料理を真摯に伝えてきた一軒だ。スリランカから取り寄せたスパイスを中心に、野菜たっぷりの副菜と、バスマティライスを組み合わせた心と身体に優しいカレーを提供しております。
スリランカ料理のカレーの真髄は、混ぜてこそ完成するということ。副菜とカレーを、手元で自由にミックスすることで、口の中で多層的な物語が立ち上がる。料理を「完成品」として出すのではなく、「完成させる楽しみ」を委ねてくるスタイルが、スリランカ式だ。
人気の「おもてなしプレート(カレー3種)」を注文。
「チキンカレー」
サラッとした舌触りながら、骨付きチキンから出た旨味が深く、じんわりと染み渡る一皿。スパイスの輪郭が鮮明で、辛さもしっかり。舌に残るヒリつきが、心地よい刺激として余韻を残す。
「豆カレー」
主役はレンズ豆。とろりと煮込まれた豆の甘みと、優しいスパイスの香りが広がる。チキンの次にこれを食べると、思わず体が「ほっ」とする。バスマティライスとの相性も良い。
「日替わりカレー(イカ)」
イカの旨味がしっかりと溶け込んだコク深いソース。海の風味とスパイスの熱量がぶつかり合い、絶妙なバランスで調和している。想像以上の完成度に、思わずもう一口、さらにもう一口。
そして、脇を固める副菜たちも存在感十分。
「カトゥレット(鯖のコロッケ)」は、魚の旨味がぎゅっと詰まったスパイシーな仕立て。「野菜系おかず6種」は、酸味・苦味・甘味のバランスを細かく調整した、滋味深いラインナップ。「パパダン(豆のせんべい)」の香ばしさが、食感のアクセントに。「サラダ」は、みずみずしいフレッシュさで全体をリセット。
カレーと副菜を少しずつ混ぜながら食べ進めると、口の中で味の地層が入れ替わり立ち替わり。辛さのあとに甘さがきて、酸味が現れ、再びスパイスが追いかけてくる。この多層構造がクセになる。店を営むのは、スリランカ出身のシェフと日本人のパートナー。異なる文化をつなぐ食卓として、この店は地域に深く根を張っている。異国情緒を感じさせながら、どこか家庭的な空気感。だからこそ、スパイスの熱量があっても、胃袋に優しく収まる。
ご馳走様でした。
“完成させる楽しみ”に出会う。南林間のスリランカごはん
南林間の住宅街に、スリランカの風がそっと吹き抜ける。
『CINNAMON GARDEN(シナモンガーデン)』。その名に込められているのは、スリランカの中心都市キャンディ近郊にある“シナモンの庭”のような、穏やかで香り高いひとときを届けたいという想い。2014年の開業以来、南林間の地でスリランカの家庭料理を真摯に伝えてきた一軒だ。スリランカから取り寄せたスパイスを中心に、野菜たっぷりの副菜と、バスマティライスを組み合わせた心と身体に優しいカレーを提供しております。
スリランカ料理のカレーの真髄は、混ぜてこそ完成するということ。副菜とカレーを、手元で自由にミックスすることで、口の中で多層的な物語が立ち上がる。料理を「完成品」として出すのではなく、「完成させる楽しみ」を委ねてくるスタイルが、スリランカ式だ。
人気の「おもてなしプレート(カレー3種)」を注文。
「チキンカレー」
サラッとした舌触りながら、骨付きチキンから出た旨味が深く、じんわりと染み渡る一皿。スパイスの輪郭が鮮明で、辛さもしっかり。舌に残るヒリつきが、心地よい刺激として余韻を残す。
「豆カレー」
主役はレンズ豆。とろりと煮込まれた豆の甘みと、優しいスパイスの香りが広がる。チキンの次にこれを食べると、思わず体が「ほっ」とする。バスマティライスとの相性も良い。
「日替わりカレー(イカ)」
イカの旨味がしっかりと溶け込んだコク深いソース。海の風味とスパイスの熱量がぶつかり合い、絶妙なバランスで調和している。想像以上の完成度に、思わずもう一口、さらにもう一口。
そして、脇を固める副菜たちも存在感十分。
「カトゥレット(鯖のコロッケ)」は、魚の旨味がぎゅっと詰まったスパイシーな仕立て。「野菜系おかず6種」は、酸味・苦味・甘味のバランスを細かく調整した、滋味深いラインナップ。「パパダン(豆のせんべい)」の香ばしさが、食感のアクセントに。「サラダ」は、みずみずしいフレッシュさで全体をリセット。
カレーと副菜を少しずつ混ぜながら食べ進めると、口の中で味の地層が入れ替わり立ち替わり。辛さのあとに甘さがきて、酸味が現れ、再びスパイスが追いかけてくる。この多層構造がクセになる。店を営むのは、スリランカ出身のシェフと日本人のパートナー。異なる文化をつなぐ食卓として、この店は地域に深く根を張っている。異国情緒を感じさせながら、どこか家庭的な空気感。だからこそ、スパイスの熱量があっても、胃袋に優しく収まる。
ご馳走様でした。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at SLOW GELATO in bulk at SLOW GELATO in bulk
ケーキのようでジェラート、ジェラートのようでケーキ。
大阪難波エリア、2011年創業の『ルッジェーリ(RUGGERI)』を訪れます。
扉を開けた瞬間、目を奪われたのはショーケースの光景。ジェラートの上にケーキたちが鎮座する、他では見たことのないディスプレイ。ジェラート店なのか、パティスリーなのか。その境界線が曖昧になるような光景に、期待が一気に高まります
そんな店のビジュアルを象徴するような一品が「フレジェ」。ジェラートでありながら、もはやショートケーキそのもの。滑らかなジェラートの中にスポンジやクリームが織り込まれ、甘酸っぱいベリーが味のアクセントに。口に入れれば、ジェラートならではのひんやりとした食感と、ケーキのふわっとした要素が見事に調和する。ジェラートの概念を覆す一品だ。
だが、実は一番人気は「ピスタチオ」。シチリア・ブロンテ産の最高級ピスタチオを贅沢に使用し、ねっとりとした濃厚な口当たりが特徴。ピスタチオ特有のナッツのコクと香ばしさが口いっぱいに広がり、後味にはクリーミーな余韻が残る。ピスタチオジェラートの決定版とも言える完成度。
『ルッジェーリ』は、ただ美味しいジェラートを提供するだけの店ではない。訪れる者に驚きを与え、新しい体験を生み出す力を持っている。ショーケースの光景に圧倒され、食べればその完成度の高さに納得する。そんなジェラート店、いや、ジェラートを超えたデザートショップがここにあった。ご馳走様でした。
ケーキのようでジェラート、ジェラートのようでケーキ。
大阪難波エリア、2011年創業の『ルッジェーリ(RUGGERI)』を訪れます。
扉を開けた瞬間、目を奪われたのはショーケースの光景。ジェラートの上にケーキたちが鎮座する、他では見たことのないディスプレイ。ジェラート店なのか、パティスリーなのか。その境界線が曖昧になるような光景に、期待が一気に高まります
そんな店のビジュアルを象徴するような一品が「フレジェ」。ジェラートでありながら、もはやショートケーキそのもの。滑らかなジェラートの中にスポンジやクリームが織り込まれ、甘酸っぱいベリーが味のアクセントに。口に入れれば、ジェラートならではのひんやりとした食感と、ケーキのふわっとした要素が見事に調和する。ジェラートの概念を覆す一品だ。
だが、実は一番人気は「ピスタチオ」。シチリア・ブロンテ産の最高級ピスタチオを贅沢に使用し、ねっとりとした濃厚な口当たりが特徴。ピスタチオ特有のナッツのコクと香ばしさが口いっぱいに広がり、後味にはクリーミーな余韻が残る。ピスタチオジェラートの決定版とも言える完成度。
『ルッジェーリ』は、ただ美味しいジェラートを提供するだけの店ではない。訪れる者に驚きを与え、新しい体験を生み出す力を持っている。ショーケースの光景に圧倒され、食べればその完成度の高さに納得する。そんなジェラート店、いや、ジェラートを超えたデザートショップがここにあった。ご馳走様でした。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at Mutsumian at Mutsumian
信楽焼の器で味わう、絶品釜揚げうどん。
大阪市西成区、開店前から人が集まり始める。目指すは2011年創業の『釜揚うどん一紀』。
釜揚げうどんを看板に掲げるが、実はカレーうどんも限定の人気商品。どちらも食べたいという欲張りな願いに応えてくれるのが、店名を冠した「一紀セット」。カレーうどんではなくカレー丼の形で提供されるが、2つの名物を同時に楽しめる満足度の高いメニューになっている。
まずは釜揚げうどん。目の前には、橙色に統一された信楽焼の器たち。釜揚げうどんの丼、つけダレの徳利と猪口が揃い、その素朴な風合いが、うどんの湯気とともに温もりを添える。丼の中では、もっちりとした麺がゆったりと泳ぎ、小麦の香りが立ち上る。持ち上げると、その弾力がはっきりと伝わる。口に含めば、つるりとした喉越しのあとに、噛むほどに広がる自然な甘み。つけダレはやや個性的な味わいだが、生姜、天かす、ネギ、七味を加えれば、一気に自分好みの味に仕上がる。猪口を両手で包めば、じんわりと手のひらに伝わる熱が、うどんの優しさをより深く感じさせてくれる。
そしてカレー丼。しっかりとしたスパイス感があり、インパクトのある味わい。一口目からピリッとした刺激が走るが、ベースには和の出汁の風味がしっかりと効いている。柔らかく煮込まれた肉の旨みがアクセントとなり、カレーの濃厚なコクと相まって、ご飯がどんどん進む。確かにこれがうどんであっても満足感が高いことは間違いない。
テーブルに並ぶ信楽焼の器は、そのざらりとした手触りやぽってりとした厚みが、うどんの美味しさだけでなく、食べる時間そのものを心地よくしてくれる。釜揚げうどんの素朴な味わいと、カレー丼のスパイシーな刺激。そのどちらも楽しめることが、行列を生む理由なのだろう。ご馳走様でした。
信楽焼の器で味わう、絶品釜揚げうどん。
大阪市西成区、開店前から人が集まり始める。目指すは2011年創業の『釜揚うどん一紀』。
釜揚げうどんを看板に掲げるが、実はカレーうどんも限定の人気商品。どちらも食べたいという欲張りな願いに応えてくれるのが、店名を冠した「一紀セット」。カレーうどんではなくカレー丼の形で提供されるが、2つの名物を同時に楽しめる満足度の高いメニューになっている。
まずは釜揚げうどん。目の前には、橙色に統一された信楽焼の器たち。釜揚げうどんの丼、つけダレの徳利と猪口が揃い、その素朴な風合いが、うどんの湯気とともに温もりを添える。丼の中では、もっちりとした麺がゆったりと泳ぎ、小麦の香りが立ち上る。持ち上げると、その弾力がはっきりと伝わる。口に含めば、つるりとした喉越しのあとに、噛むほどに広がる自然な甘み。つけダレはやや個性的な味わいだが、生姜、天かす、ネギ、七味を加えれば、一気に自分好みの味に仕上がる。猪口を両手で包めば、じんわりと手のひらに伝わる熱が、うどんの優しさをより深く感じさせてくれる。
そしてカレー丼。しっかりとしたスパイス感があり、インパクトのある味わい。一口目からピリッとした刺激が走るが、ベースには和の出汁の風味がしっかりと効いている。柔らかく煮込まれた肉の旨みがアクセントとなり、カレーの濃厚なコクと相まって、ご飯がどんどん進む。確かにこれがうどんであっても満足感が高いことは間違いない。
テーブルに並ぶ信楽焼の器は、そのざらりとした手触りやぽってりとした厚みが、うどんの美味しさだけでなく、食べる時間そのものを心地よくしてくれる。釜揚げうどんの素朴な味わいと、カレー丼のスパイシーな刺激。そのどちらも楽しめることが、行列を生む理由なのだろう。ご馳走様でした。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 江ざわ at Ezawa (江ざわ)
千葉三大ラーメン、勝浦タンタンメンのルーツを食す。
千葉三大ラーメンといえば、勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメン、アリランラーメン。
千葉出身のミトミえもんですが、贔屓目なしでそれぞれがかなり個性的なご当地ラーメン。今回はその1つである「勝浦タンタンメン」をご紹介してまいりましょう。日本の汁あり担々麺の先駆けともいえる存在であり、その発祥の地が今回訪れた『江ざわ』。1954年創業。元々は中華料理を提供する食堂だったが、寒い漁師たちの体を温めるために生まれたのがこのスタイルだったそう。
胡麻や芝麻醤を使わず、ラー油の辛さをダイレクトに感じる醤油ベースのスープ。たっぷりの刻み玉ねぎと挽肉が絡み合い、独特の甘みと旨みを生む。そのスタイルは千葉県内の多くの店に広まり、今や「勝浦タンタンメン」として確固たるジャンルを築いている。店内には「江ざわ食堂五箇条」が掲げられているが、この5つがその特徴を表現しております。同時に、勝浦タンタンメンをより美味しく食べるための心得になっております。
・赤くて当たり前と思うべし
・身の程をわきまえた辛さを選ぶべし
・下からよくかき混ぜて食すべし
・麺はすするべからず
・どんぶりの底には、、、
今回は「上坦々麺」を選択。「上」が付くのは、ひき肉の量が多いため。より濃厚な旨味を感じられる仕様となっている。どんぶりの表面を覆うのは、たっぷりのラー油。「赤くて当たり前と思うべし」という五箇条にもある通り、鮮烈なビジュアルこそ勝浦タンタンメンの象徴でございます。辛さは調整可能だが、「身の程をわきまえた辛さを選ぶべし」。普通の辛さでもなかなかの刺激なので、まずはデフォルトを試すのが吉。
スープはただ飲むものではなく、麺やトッピングをコーティングするもの。たっぷりの挽肉と玉ねぎが沈んでおり、これを「下からよくかき混ぜて食すべし」というルールに従い、全体に馴染ませるのがベスト。これにより、辛味と醤油のコクが均一に広がり、一口ごとの味わいが際立つ。そして、すすった瞬間にむせる危険性をはらんだ一杯。食べ方の鉄則は、「麺はすするべからず」。慎重に口へ運びながら、辛味と旨味のバランスを楽しむべし。
スープを飲み干した者だけが見られる、どんぶりの底の秘密。それが最後の五箇条、「どんぶりの底には、、、」。このメッセージに辿り着くためにも、穴あきレンゲで挽肉と玉ねぎをすくいながら、最後まで味わい尽くすべし。千葉を代表するご当地ラーメンの元祖。辛さと旨さのバランス、そして歴史ある一杯を体感できる。丼の底のメッセージを自分の目で確かめるべく、ぜひ足を運んでみてほしい。ご馳走様でした。
千葉三大ラーメン、勝浦タンタンメンのルーツを食す。
千葉三大ラーメンといえば、勝浦タンタンメン、竹岡式ラーメン、アリランラーメン。
千葉出身のミトミえもんですが、贔屓目なしでそれぞれがかなり個性的なご当地ラーメン。今回はその1つである「勝浦タンタンメン」をご紹介してまいりましょう。日本の汁あり担々麺の先駆けともいえる存在であり、その発祥の地が今回訪れた『江ざわ』。1954年創業。元々は中華料理を提供する食堂だったが、寒い漁師たちの体を温めるために生まれたのがこのスタイルだったそう。
胡麻や芝麻醤を使わず、ラー油の辛さをダイレクトに感じる醤油ベースのスープ。たっぷりの刻み玉ねぎと挽肉が絡み合い、独特の甘みと旨みを生む。そのスタイルは千葉県内の多くの店に広まり、今や「勝浦タンタンメン」として確固たるジャンルを築いている。店内には「江ざわ食堂五箇条」が掲げられているが、この5つがその特徴を表現しております。同時に、勝浦タンタンメンをより美味しく食べるための心得になっております。
・赤くて当たり前と思うべし
・身の程をわきまえた辛さを選ぶべし
・下からよくかき混ぜて食すべし
・麺はすするべからず
・どんぶりの底には、、、
今回は「上坦々麺」を選択。「上」が付くのは、ひき肉の量が多いため。より濃厚な旨味を感じられる仕様となっている。どんぶりの表面を覆うのは、たっぷりのラー油。「赤くて当たり前と思うべし」という五箇条にもある通り、鮮烈なビジュアルこそ勝浦タンタンメンの象徴でございます。辛さは調整可能だが、「身の程をわきまえた辛さを選ぶべし」。普通の辛さでもなかなかの刺激なので、まずはデフォルトを試すのが吉。
スープはただ飲むものではなく、麺やトッピングをコーティングするもの。たっぷりの挽肉と玉ねぎが沈んでおり、これを「下からよくかき混ぜて食すべし」というルールに従い、全体に馴染ませるのがベスト。これにより、辛味と醤油のコクが均一に広がり、一口ごとの味わいが際立つ。そして、すすった瞬間にむせる危険性をはらんだ一杯。食べ方の鉄則は、「麺はすするべからず」。慎重に口へ運びながら、辛味と旨味のバランスを楽しむべし。
スープを飲み干した者だけが見られる、どんぶりの底の秘密。それが最後の五箇条、「どんぶりの底には、、、」。このメッセージに辿り着くためにも、穴あきレンゲで挽肉と玉ねぎをすくいながら、最後まで味わい尽くすべし。千葉を代表するご当地ラーメンの元祖。辛さと旨さのバランス、そして歴史ある一杯を体感できる。丼の底のメッセージを自分の目で確かめるべく、ぜひ足を運んでみてほしい。ご馳走様でした。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 鈴田式 Suzutashiki at Suzutashiki
薪の炎が生み出す、和の新境地。
西麻布へと移転した『鈴田式』。空間が広がっただけではない。新たに炉窯を増設し、火の扱いにさらなる精度を求める環境が整った。薪の炎を自在に操るためのステージが、ここに完成したのだ。和食の世界で研鑽を積み、フレンチの技法も取り入れる田代秀人氏。その手がける料理は、和食の伝統に則りながらも、どこか大胆で革新的。すべては薪という熱源を中心に構築されており、炭火のように安定した熱ではなく、激しく燃え上がる炎の中に食材を投じることで、薪特有の香りと旨みを瞬時に閉じ込める。それが『鈴田式が提唱する「薪和食」である。
移転後の進化とは何か。
まず、炎の管理に余裕が生まれたことで、食材ごとのアプローチの解像度が上がったように思う。味付けのディテールにも変化がある。例えば、名物「椎茸の薪焼き」。これまではシンプルな薪焼きだったが、発酵させた椎茸のペーストを詰め、仕上げに古代乳製品「蘇」を削るという手法を取り入れた。結果、椎茸そのものの持つ旨味に、発酵のコクと奥行きが加わる。
そして、肉の火入れ。スペシャリテである「黒毛和牛ヒレ肉の薪焼き」は、銘柄にはこだわらず、サシの少ないA4の雌牛をセレクト。強火の直火で芯温を上げた後、近火で焼き色をつけ、さらに遠火の強火で高さを変えながら焼き上げる。ここに、新たなアプローチとして加わったのが、「発酵玉葱醬」。これまでの土佐醤油に加え、玉葱と醤油を発酵させたコク深いソースが、赤身の持つ旨みをさらに引き出しております。
その他、食べた料理のラインナップ。
「大根」雉の出汁で。ほのかな甘みと、蕗味噌のほろ苦さがアクセント。
「ズワイガニの薪焼き」足を薪で燻し、韮醤油で。薪の香りが甘さを際立たせる。
「虎河豚」白子の裏漉しと、出汁のジュレの組み合わせ。繊細な甘みが際立つ。
「帆立」揚げ物。甜醤油で。月光百合根
「カイノミの手巻き」これも薪の香りたっぷり。
「月輪熊の鍋仕立て」九条ネギとジャンボなめこを合わせた仕立て。
〆は5つ。もちろん全部。
「蟹ご飯」薪の香りが強烈!
「蟹味噌おじや」
「塩蕎麦」ナッツ香を伴った蕎麦。
「鮪漬け丼」脂たっぷり!
「鴨そぼろTKG」
そして、薪和食の世界観はデザートにまで及ぶ。「ミルクアイス」は薪の香りがたっぷりで、本来スモーキーさを増すはずの味変のウイスキーが、むしろスモーク感が減退するという逆転現象が起こります。笑 もう1つのスイーツは、「台湾カステラ」で、トリュフの蜜付き。火を制し、和食を新たなステージへと昇華させる。それが鈴田式の今。進化し続ける薪和食、その行く先を見届けたくなる一軒である。ご馳走様でした。
薪の炎が生み出す、和の新境地。
西麻布へと移転した『鈴田式』。空間が広がっただけではない。新たに炉窯を増設し、火の扱いにさらなる精度を求める環境が整った。薪の炎を自在に操るためのステージが、ここに完成したのだ。和食の世界で研鑽を積み、フレンチの技法も取り入れる田代秀人氏。その手がける料理は、和食の伝統に則りながらも、どこか大胆で革新的。すべては薪という熱源を中心に構築されており、炭火のように安定した熱ではなく、激しく燃え上がる炎の中に食材を投じることで、薪特有の香りと旨みを瞬時に閉じ込める。それが『鈴田式が提唱する「薪和食」である。
移転後の進化とは何か。
まず、炎の管理に余裕が生まれたことで、食材ごとのアプローチの解像度が上がったように思う。味付けのディテールにも変化がある。例えば、名物「椎茸の薪焼き」。これまではシンプルな薪焼きだったが、発酵させた椎茸のペーストを詰め、仕上げに古代乳製品「蘇」を削るという手法を取り入れた。結果、椎茸そのものの持つ旨味に、発酵のコクと奥行きが加わる。
そして、肉の火入れ。スペシャリテである「黒毛和牛ヒレ肉の薪焼き」は、銘柄にはこだわらず、サシの少ないA4の雌牛をセレクト。強火の直火で芯温を上げた後、近火で焼き色をつけ、さらに遠火の強火で高さを変えながら焼き上げる。ここに、新たなアプローチとして加わったのが、「発酵玉葱醬」。これまでの土佐醤油に加え、玉葱と醤油を発酵させたコク深いソースが、赤身の持つ旨みをさらに引き出しております。
その他、食べた料理のラインナップ。
「大根」雉の出汁で。ほのかな甘みと、蕗味噌のほろ苦さがアクセント。
「ズワイガニの薪焼き」足を薪で燻し、韮醤油で。薪の香りが甘さを際立たせる。
「虎河豚」白子の裏漉しと、出汁のジュレの組み合わせ。繊細な甘みが際立つ。
「帆立」揚げ物。甜醤油で。月光百合根
「カイノミの手巻き」これも薪の香りたっぷり。
「月輪熊の鍋仕立て」九条ネギとジャンボなめこを合わせた仕立て。
〆は5つ。もちろん全部。
「蟹ご飯」薪の香りが強烈!
「蟹味噌おじや」
「塩蕎麦」ナッツ香を伴った蕎麦。
「鮪漬け丼」脂たっぷり!
「鴨そぼろTKG」
そして、薪和食の世界観はデザートにまで及ぶ。「ミルクアイス」は薪の香りがたっぷりで、本来スモーキーさを増すはずの味変のウイスキーが、むしろスモーク感が減退するという逆転現象が起こります。笑 もう1つのスイーツは、「台湾カステラ」で、トリュフの蜜付き。火を制し、和食を新たなステージへと昇華させる。それが鈴田式の今。進化し続ける薪和食、その行く先を見届けたくなる一軒である。ご馳走様でした。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 繁邦 at Shigekuni
肩肘張らずに楽しめる、若き才能のビストロ
2024年2月、恵比寿に誕生したビストロ『繁邦』。
最近増えてきた、若手シェフによるビストロ。その多くは、同世代の若者に刺さるだけでなく、肩肘張らないセンスの良さで女子会やカジュアルな会食の場としても機能する。『繁邦』もまたその一軒だ。等身大の雰囲気とメニュー。それでいて、料理の端々にはシェフの光る感性が垣間見える。肩肘張らずに楽しめるが、ありふれたビストロではない。その絶妙なバランス感が、この店の魅力だろう。
店名は、ご祖父母様の名前から一字ずつ取ったものだという。世代を超えて受け継がれる思いは、料理にも表れている。シェフは『しげくに屋55ベーカリー』の息子さん。パン屋に生まれながらも、選んだのはビストロの道。だが、パンの技術は確かにここに生かされている。それがスペシャリテの「繁邦トースト」。カリッと焼かれたトーストに、蜂蜜、ペコリーノチーズ、そして胡桃。シンプルな構成ながら、甘み、塩味、香ばしさが複雑に絡み合う。ワインとの相性も抜群で、食事の幕開けを飾るのにふさわしい一品だ。
「白子と熟成芋のグラタン」は、濃厚でありながら甘やかさも感じる仕上がり。グツグツと焼き上げられた表面の焦げ目が食欲をそそる。スプーンを入れると、滑らかな白子と熟成芋が溶け合い、まるでデザートのような甘さが広がる。そこに、ほのかに爽やかな香りが加わるのが面白い。グラタンという定番の枠に収まりながら、しっかりと個性が宿っている。
パスタは2種類。「ハマグリのボンゴレビアンコ」は、貝の旨味を余すことなく生かした王道の仕上がり。パスタはアルデンテ、スープの塩気がワインを誘う。そして「イカスミとカラスミのパスタ」。イカスミのコクにカラスミの塩気が重なり、シンプルながらも力強い味わいに仕上がっている。馴染み深いパスタの中にも、シェフのセンスが光る。
デザートは「ミルクジェラート」。余計なものを削ぎ落とし、シンプルに素材の旨味を際立たせる。ミルクの濃厚なコクがありながら、口溶けは軽やか。締めくくりにふさわしい一皿だ。
ビストロと聞けば、フレンチの枠組みを想像しがちだが、『繁邦』はそのイメージにとらわれない。アラカルトの自由さ、馴染み深いグラタンやオムレツ、しっかりと食べ応えのあるパスタ。そして、肩肘張らない空間。気取ったコース料理ではなく、心から食べたいと思う料理がここにある。そんなビストロが、また一つ生まれた。ご馳走様でした。
肩肘張らずに楽しめる、若き才能のビストロ
2024年2月、恵比寿に誕生したビストロ『繁邦』。
最近増えてきた、若手シェフによるビストロ。その多くは、同世代の若者に刺さるだけでなく、肩肘張らないセンスの良さで女子会やカジュアルな会食の場としても機能する。『繁邦』もまたその一軒だ。等身大の雰囲気とメニュー。それでいて、料理の端々にはシェフの光る感性が垣間見える。肩肘張らずに楽しめるが、ありふれたビストロではない。その絶妙なバランス感が、この店の魅力だろう。
店名は、ご祖父母様の名前から一字ずつ取ったものだという。世代を超えて受け継がれる思いは、料理にも表れている。シェフは『しげくに屋55ベーカリー』の息子さん。パン屋に生まれながらも、選んだのはビストロの道。だが、パンの技術は確かにここに生かされている。それがスペシャリテの「繁邦トースト」。カリッと焼かれたトーストに、蜂蜜、ペコリーノチーズ、そして胡桃。シンプルな構成ながら、甘み、塩味、香ばしさが複雑に絡み合う。ワインとの相性も抜群で、食事の幕開けを飾るのにふさわしい一品だ。
「白子と熟成芋のグラタン」は、濃厚でありながら甘やかさも感じる仕上がり。グツグツと焼き上げられた表面の焦げ目が食欲をそそる。スプーンを入れると、滑らかな白子と熟成芋が溶け合い、まるでデザートのような甘さが広がる。そこに、ほのかに爽やかな香りが加わるのが面白い。グラタンという定番の枠に収まりながら、しっかりと個性が宿っている。
パスタは2種類。「ハマグリのボンゴレビアンコ」は、貝の旨味を余すことなく生かした王道の仕上がり。パスタはアルデンテ、スープの塩気がワインを誘う。そして「イカスミとカラスミのパスタ」。イカスミのコクにカラスミの塩気が重なり、シンプルながらも力強い味わいに仕上がっている。馴染み深いパスタの中にも、シェフのセンスが光る。
デザートは「ミルクジェラート」。余計なものを削ぎ落とし、シンプルに素材の旨味を際立たせる。ミルクの濃厚なコクがありながら、口溶けは軽やか。締めくくりにふさわしい一皿だ。
ビストロと聞けば、フレンチの枠組みを想像しがちだが、『繁邦』はそのイメージにとらわれない。アラカルトの自由さ、馴染み深いグラタンやオムレツ、しっかりと食べ応えのあるパスタ。そして、肩肘張らない空間。気取ったコース料理ではなく、心から食べたいと思う料理がここにある。そんなビストロが、また一つ生まれた。ご馳走様でした。
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胃袋を満たす恵比寿の行列店。
恵比寿で定食屋といえば『舞香』。
昼時ともなればサラリーマンや学生で行列ができる人気店。その秘密は何かと問われれば、迷わずこう答えたい——大盛りだ。店に入ると、まずは注文。そしてお決まりのセリフ、「大盛り?」と店員さんの一声が飛んでくる。この問いかけに一瞬たじろぐも、周囲を見渡せば、ほとんどの客が大盛りを前提にしている様子。どうやらここでは、大盛りがデフォルトらしい。笑
今回いただいたのは「レバ生姜焼き定食」。レバーはしっかりと火が通りながらも、柔らかく仕上がっている。生姜の香りと濃厚なタレが絶妙で、一口ごとにご飯が進む、進む。ご飯はあえて普通盛りにしたが、その味の濃さを考えれば、大盛りでもあっという間に平らげてしまったことでしょう。
昭和の香りが漂う店内は、どこか懐かしさを感じさせる。カウンター越しに見える厨房の活気もまた、この店の魅力の一つ。恵比寿という都会の真ん中で、腹いっぱい食べられる定食屋は貴重な存在。人気の理由は、そのボリュームと、胃袋を満たす確かな味にあるのだろう。恵比寿でがっつり食べたいとき、間違いなく足を運ぶべき一軒です。ご馳走様でした。
胃袋を満たす恵比寿の行列店。
恵比寿で定食屋といえば『舞香』。
昼時ともなればサラリーマンや学生で行列ができる人気店。その秘密は何かと問われれば、迷わずこう答えたい——大盛りだ。店に入ると、まずは注文。そしてお決まりのセリフ、「大盛り?」と店員さんの一声が飛んでくる。この問いかけに一瞬たじろぐも、周囲を見渡せば、ほとんどの客が大盛りを前提にしている様子。どうやらここでは、大盛りがデフォルトらしい。笑
今回いただいたのは「レバ生姜焼き定食」。レバーはしっかりと火が通りながらも、柔らかく仕上がっている。生姜の香りと濃厚なタレが絶妙で、一口ごとにご飯が進む、進む。ご飯はあえて普通盛りにしたが、その味の濃さを考えれば、大盛りでもあっという間に平らげてしまったことでしょう。
昭和の香りが漂う店内は、どこか懐かしさを感じさせる。カウンター越しに見える厨房の活気もまた、この店の魅力の一つ。恵比寿という都会の真ん中で、腹いっぱい食べられる定食屋は貴重な存在。人気の理由は、そのボリュームと、胃袋を満たす確かな味にあるのだろう。恵比寿でがっつり食べたいとき、間違いなく足を運ぶべき一軒です。ご馳走様でした。
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 中華 大島 at Cyuka Oshima
中華料理からカレーショップへ!?
ラーメン、ギョーザ、定食、、、
千葉県柏にある『中華 大島』の看板に並ぶ文字。誰もが餃子やチャーハンが並ぶ町中華を思い浮かべるだろう。だが、扉を開けると、そこにあるのはスパイスの香り。実はここ、カレーの専門店である。創業は1982年。かつては中華料理も提供も提供するお店だったそうだが、現店主は横浜の名店「ボンベイ」で腕を磨いた後に、カレーに特化した店へとリニューアル。ランチタイムになると地元の常連客やカレー愛好家たちが集う。修行先の味を継承した「カシミールカレー」も名物の一つだが、オリジナルの「シャヒジャルカレー」が人気メニューとして君臨しております。
「シャヒジャルカレー」
シャヒ(甘い)とジャル(辛い)が共存する、刺激的な一皿。黒みを帯びたサラサラのルーは、玉ねぎをじっくり炒めることで甘みとコクを凝縮。そこにスパイスの強烈な刺激を重ね、奥行きのある味に仕上げている。最初は優しい甘みが広がり、次第に舌を痺れさせる辛さがじわじわと追いかけてくる構成。お肉は塊がゴロリと入り、ホロホロにほどける柔らかさ。スパイスとの相性も抜群で、噛むたびにじゅわっと旨味が広がる。辛さはデフォルトでも十分に刺激的。食べ進めるごとに、額にじんわりと汗が滲む。
食後のホットコーヒーも、「ボンベイ」仕込みの定番セット。辛さで熱くなった口内をクールダウンし、余韻に浸る時間までも計算された仕掛けだ。中華料理からカレーへ。ご馳走様でした。
#中華大島... More
中華料理からカレーショップへ!?
ラーメン、ギョーザ、定食、、、
千葉県柏にある『中華 大島』の看板に並ぶ文字。誰もが餃子やチャーハンが並ぶ町中華を思い浮かべるだろう。だが、扉を開けると、そこにあるのはスパイスの香り。実はここ、カレーの専門店である。創業は1982年。かつては中華料理も提供も提供するお店だったそうだが、現店主は横浜の名店「ボンベイ」で腕を磨いた後に、カレーに特化した店へとリニューアル。ランチタイムになると地元の常連客やカレー愛好家たちが集う。修行先の味を継承した「カシミールカレー」も名物の一つだが、オリジナルの「シャヒジャルカレー」が人気メニューとして君臨しております。
「シャヒジャルカレー」
シャヒ(甘い)とジャル(辛い)が共存する、刺激的な一皿。黒みを帯びたサラサラのルーは、玉ねぎをじっくり炒めることで甘みとコクを凝縮。そこにスパイスの強烈な刺激を重ね、奥行きのある味に仕上げている。最初は優しい甘みが広がり、次第に舌を痺れさせる辛さがじわじわと追いかけてくる構成。お肉は塊がゴロリと入り、ホロホロにほどける柔らかさ。スパイスとの相性も抜群で、噛むたびにじゅわっと旨味が広がる。辛さはデフォルトでも十分に刺激的。食べ進めるごとに、額にじんわりと汗が滲む。
食後のホットコーヒーも、「ボンベイ」仕込みの定番セット。辛さで熱くなった口内をクールダウンし、余韻に浸る時間までも計算された仕掛けだ。中華料理からカレーへ。ご馳走様でした。
#中華大島
#中華料理
#カレー
#千葉グルメ
#食べ歩き
#ミトミえもん Less
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- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 天ぷらもっこす at Tempura Mokkosu (天ぷら もっこす)
頑固者の執念。テロワールを感じさせる天麩羅完成。
頑固者。
店名の『天ぷら もっこす』は、熊本の言葉で頑固者という意味を持つ。店主の山口浩大将はまさにその言葉の通りの男。熊本に生まれ、東京の名店「つな八」で修業を積み、高崎の地で己の天ぷら道を極める。妥協なき素材選び、繊細な温度管理、火と油を知り尽くした技。彼こそが信念を貫き、己の道を突き進む頑固者なのだ。
天ぷらは、素材と油の対話。衣をまとわせ、高温の油に沈め、瞬間的に仕上げる。だが、ただ揚げればいいわけではない。どこまで火を入れるのか、どこで止めるのか、その一瞬の判断がすべてを決める。その卓越した判断力が、食材に含まれる水分や衣の厚みに変化をもたらし、最適なアウトプットを実現させているのです。揚げ油は「大白胡麻油」。香りがいい。それだけで、すでに天ぷらの完成度が上がる。
彼の料理を語るのにテロワールの視点は外せない。軽やかながらも、しっかりとした存在感を持つ衣を作り上げるのは群馬県産。そして水。料理に使うのは、大将自ら山に足を運び、納得した水だけを使う。水が天ぷらの仕上がりを左右することを知るからこそ、手間を惜しまない。魚介は高崎の仲卸から、野菜は、地元の農家に直接足を運び仕入れる。その情熱とこだわりが、この季節のスペシャリテほうれん草の根を誕生させております。
それでは、料理のラインナップをご覧にいれましょう。
「鱈白子」天ぷらではないが、序章としての存在感は抜群。とろりとした舌触り、噛めばじゅわっと広がる濃厚な旨み。お凌ぎのような役割を果たしながら天ぷらへの期待を高める。
「椎茸」なんと興味深い揚げ方か。天かすで土手を作り、そこに油を滞留させる。結果、まるでアヒージョのような香ばしさを生み出す。サクサクで軽やか、そして内側はジューシー。その対比が心地よい。
「海老」一本目は丸まった姿のまま、レアな火入れ。ぷりっとした食感の奥に、ねっとりとした甘みが潜む。
「海老」二本目は、対極的にしっかりとした火入れ、甲殻類特有の香ばしさを引き出す。噛むたびに、香りと旨みが増していく。
「海老頭」味噌の濃厚さが炸裂。
「ブロッコリー」サクサクの衣、香ばしさの計算。シンプルなようでいて、緻密な仕事が光る。
「蓮根」皮付きのまま、ぶっとく揚げる。シャキッとした食感、噛みしめるほどに増す甘み。天ぷらの醍醐味がここにある。
「甘鯛」萩からの一本。ぱりっと、そしてふわっと。皮の香ばしさと身の繊細な旨みが共存する。クリアな旨みが印象的。
「蕗の薹」新潟からの天然物。醤油塩をたっぷりと。噛めば風味が爆発する。苦味と香り、塩気が一体となる瞬間。
「下仁田ねぎ」とろける甘さ。そこに走る酸味のアクセント。発酵醤油の香りがぶわっと広がり、深みを生む。
「ほうれん草の根」ほうれん草なのに、芋っぽさ、とうもろこしっぽさを感じる。ひと噛みごとに、新しい発見がある。
「里芋」蒸した後に、マッシュにし、揚げ出しのような仕上がりに。とろける。その一言がすべてを物語る。
「虎河豚白子」予想はしてましたが、完全にとろける系。それ以上の説明はいりませんね。
「刺身」本アラ
「刺身」赤ムツ
「馬刺のユッケ丼」大将の地元である馬肉の登場。九州の醤油とともに。
「大根のツマと茗荷」口直し的な位置付け。天ぷらの余韻を整え、次への架け橋となる。
「雲丹」セリの一番。雲丹の細巻きの天ぷらの上にたっぷりと雲丹。口の中で、磯の香りが爆発する。
「北寄貝の天ぷら」発酵白菜とともに。ご飯と合わせ、胡椒、チーズ、黒トリュフ。リゾット風に仕立てられた、異色の一皿。
「蕪」あやめ雪かぶ。ゆっくり火を入れ、香ばしさと甘さを引き出す。冷めてこそ、全身で味わえる仕上がり。猫舌の味方。
「穴子」対馬から。カンボジアの自家製ポン酢で漬けた生胡椒と。
「穴子の中骨」サクサクの香ばしさ。食感の妙が楽しい。
「シルクスイート」デザートとしての一皿。四時間蒸し、二日寝かせる。その時間が生むのは、ねっとりとした甘み。シンプルだからこそ、素材の持つ力を感じる。
「天むす」穴子と野菜のかき揚げ。サクサクの衣に、野菜の甘みと旨みが凝縮される。
「小天丼」アラと野菜の天ぷらをご飯とともに。タレが染み込み、最後の一口まで天ぷらの魅力を堪能させる。
「甘味」ヨーグルトとクリームチーズ。さっぱりとした後味が、最後の余韻を締めくくる。
天ぷらはただの技ではなく、土地の味を映す鏡でもある。大将・山口浩の「もっこす」な精神は、熊本で生まれ、東京で磨かれ、群馬の水と小麦、旬の食材を通して形を成す。揚げるのは、素材の声を聞き、その持ち味を最大限に引き出すための執念。火入れひとつ、油の管理ひとつに妥協を許さぬその姿は、まさに頑固者そのもの。職人の信念と土地の恵みが交差する瞬間を噛みしめながら、また一口、天ぷらを味わう。ご馳走様でした。
#もっこす... More
頑固者の執念。テロワールを感じさせる天麩羅完成。
頑固者。
店名の『天ぷら もっこす』は、熊本の言葉で頑固者という意味を持つ。店主の山口浩大将はまさにその言葉の通りの男。熊本に生まれ、東京の名店「つな八」で修業を積み、高崎の地で己の天ぷら道を極める。妥協なき素材選び、繊細な温度管理、火と油を知り尽くした技。彼こそが信念を貫き、己の道を突き進む頑固者なのだ。
天ぷらは、素材と油の対話。衣をまとわせ、高温の油に沈め、瞬間的に仕上げる。だが、ただ揚げればいいわけではない。どこまで火を入れるのか、どこで止めるのか、その一瞬の判断がすべてを決める。その卓越した判断力が、食材に含まれる水分や衣の厚みに変化をもたらし、最適なアウトプットを実現させているのです。揚げ油は「大白胡麻油」。香りがいい。それだけで、すでに天ぷらの完成度が上がる。
彼の料理を語るのにテロワールの視点は外せない。軽やかながらも、しっかりとした存在感を持つ衣を作り上げるのは群馬県産。そして水。料理に使うのは、大将自ら山に足を運び、納得した水だけを使う。水が天ぷらの仕上がりを左右することを知るからこそ、手間を惜しまない。魚介は高崎の仲卸から、野菜は、地元の農家に直接足を運び仕入れる。その情熱とこだわりが、この季節のスペシャリテほうれん草の根を誕生させております。
それでは、料理のラインナップをご覧にいれましょう。
「鱈白子」天ぷらではないが、序章としての存在感は抜群。とろりとした舌触り、噛めばじゅわっと広がる濃厚な旨み。お凌ぎのような役割を果たしながら天ぷらへの期待を高める。
「椎茸」なんと興味深い揚げ方か。天かすで土手を作り、そこに油を滞留させる。結果、まるでアヒージョのような香ばしさを生み出す。サクサクで軽やか、そして内側はジューシー。その対比が心地よい。
「海老」一本目は丸まった姿のまま、レアな火入れ。ぷりっとした食感の奥に、ねっとりとした甘みが潜む。
「海老」二本目は、対極的にしっかりとした火入れ、甲殻類特有の香ばしさを引き出す。噛むたびに、香りと旨みが増していく。
「海老頭」味噌の濃厚さが炸裂。
「ブロッコリー」サクサクの衣、香ばしさの計算。シンプルなようでいて、緻密な仕事が光る。
「蓮根」皮付きのまま、ぶっとく揚げる。シャキッとした食感、噛みしめるほどに増す甘み。天ぷらの醍醐味がここにある。
「甘鯛」萩からの一本。ぱりっと、そしてふわっと。皮の香ばしさと身の繊細な旨みが共存する。クリアな旨みが印象的。
「蕗の薹」新潟からの天然物。醤油塩をたっぷりと。噛めば風味が爆発する。苦味と香り、塩気が一体となる瞬間。
「下仁田ねぎ」とろける甘さ。そこに走る酸味のアクセント。発酵醤油の香りがぶわっと広がり、深みを生む。
「ほうれん草の根」ほうれん草なのに、芋っぽさ、とうもろこしっぽさを感じる。ひと噛みごとに、新しい発見がある。
「里芋」蒸した後に、マッシュにし、揚げ出しのような仕上がりに。とろける。その一言がすべてを物語る。
「虎河豚白子」予想はしてましたが、完全にとろける系。それ以上の説明はいりませんね。
「刺身」本アラ
「刺身」赤ムツ
「馬刺のユッケ丼」大将の地元である馬肉の登場。九州の醤油とともに。
「大根のツマと茗荷」口直し的な位置付け。天ぷらの余韻を整え、次への架け橋となる。
「雲丹」セリの一番。雲丹の細巻きの天ぷらの上にたっぷりと雲丹。口の中で、磯の香りが爆発する。
「北寄貝の天ぷら」発酵白菜とともに。ご飯と合わせ、胡椒、チーズ、黒トリュフ。リゾット風に仕立てられた、異色の一皿。
「蕪」あやめ雪かぶ。ゆっくり火を入れ、香ばしさと甘さを引き出す。冷めてこそ、全身で味わえる仕上がり。猫舌の味方。
「穴子」対馬から。カンボジアの自家製ポン酢で漬けた生胡椒と。
「穴子の中骨」サクサクの香ばしさ。食感の妙が楽しい。
「シルクスイート」デザートとしての一皿。四時間蒸し、二日寝かせる。その時間が生むのは、ねっとりとした甘み。シンプルだからこそ、素材の持つ力を感じる。
「天むす」穴子と野菜のかき揚げ。サクサクの衣に、野菜の甘みと旨みが凝縮される。
「小天丼」アラと野菜の天ぷらをご飯とともに。タレが染み込み、最後の一口まで天ぷらの魅力を堪能させる。
「甘味」ヨーグルトとクリームチーズ。さっぱりとした後味が、最後の余韻を締めくくる。
天ぷらはただの技ではなく、土地の味を映す鏡でもある。大将・山口浩の「もっこす」な精神は、熊本で生まれ、東京で磨かれ、群馬の水と小麦、旬の食材を通して形を成す。揚げるのは、素材の声を聞き、その持ち味を最大限に引き出すための執念。火入れひとつ、油の管理ひとつに妥協を許さぬその姿は、まさに頑固者そのもの。職人の信念と土地の恵みが交差する瞬間を噛みしめながら、また一口、天ぷらを味わう。ご馳走様でした。
#もっこす
#グルメ
#群馬グルメ
#ミトミえもん
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