산청숯불가든 마곡 / サンチョン(山清) 炭火ガーデン/ Sancheong Charcoal Garden Magok
ソウルで人気の黒豚炭焼き専門店『サンチョン(山清) 炭火ガーデン』を訪ねます。
ビルの立ち並ぶ明洞エリアにありますが、店のある路地裏感がはなからテンションを上げてくれます。忙しい時には数時間待ちの人気だというが、この日はラッキーの待ち時間なしでの入店。屋号は、韓国南部にある山清郡が由来で、同地の名物がサムギョプサルなんだとか。同店の豚肉も山清郡にある自然豊かな智異山からやってきたそうです。
山清黒豚の塩焼き。
これはサムギョプサルではなく、オギョプサルというらしい。サムは数字の3、オは数字の5を意味するらしく、それぞれの肉の層を指すのだとか。皮付きのサムギョプサルをイメージすれば間違いないそうです。笑 そのおかげなのか、強い食感が生まれて、咀嚼の先にじっくり旨いが続くような味わいに。
いろんな調味料が活躍するのも韓国料理の魅力。タニシで作ったという塩辛ソースもいいし、韓国風の味付けの明太子も不思議と相性がいい。
黒豆韓牛テンジャンチゲ。
オススメされたチゲスープにも挑戦。韓国らしい強めな辛味もいいが、コクというか甘さがあるのも特徴。黒豆を使用するのは韓国でも珍しいアプローチらしい。
韓国来たらサムギョプサル!っていう人にオススメです。実際にはオギョプサルですが。笑
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신사꽃게당 압구정로데오점 / シンサコッゲダン狎鴎亭ロデオ店 / Sinsa Kkotgedang Apgujeong Rodeo Branch
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見冨右衛門、韓国グルメ旅 vol.6!!
先日、感動しすぎてまたまた食べに来ちゃいました、カンジャンケジャン。
訪ねたのは新沙エリアに本店を構える『シンサコッゲダン』の支店。モダンなカフェテリアのような空間で、伝統的な韓国料理が出そうな雰囲気はない。いや、香りだけはごまかせないですね。店内にはカンジャンケジャンやカニ鍋の香りが充満しております。鍋や締めの麺の姿にもそそられますが、もはや絶賛はしご中のため、「カンジャンケジャン」と「カンジャンセウ」だけをいただきます。笑
カンジャンケジャンの卵はかなり濃厚な印象で、心なしか卵の黄色もよりビビッドに見えます。塩気の強さは否めないですが、やはりそこは白飯がしっかり対応してくれます。カンジャンケジャンって本当に美味しいなぁ。初体験のカンジャンセウはやはり塩気の強さに強烈。ちなみに、これは燻製香を纏ってましたが、これは珍しいアプローチなんだとか。
カンジャンケジャン、やっぱり癖になりそうです。ご馳走様でした。
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영천영화 청담점 / ヨンチョンヨンファ / Yeongchen Yoenghwa
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見冨右衛門、韓国グルメ旅 vol.5!!
ユッケ。
日本ではなかなかお目にかかれなくなりましたね。法律で禁じられているのは生食のレバーだけだが、生食の基準の厳しさもあって嫌厭する飲食店が減ったのが実情です。だが、ユッケはもともと韓国の食文化であり、いまでも多くの韓国料理店で楽しむことができる。今回はその1つである高級韓牛専門店『ヨンチョンヨンファ』をご紹介してまいりましょう。
著名人のサインを壁中に貼り出すのは日韓共通のようですね。同店の壁中には、日本でもお馴染みの芸能人のサインもところ狭しと飾られます。生食なだけに信頼性は重要なファクターですが、それを証明するかのようにオープンキッチンでスタッフが肉の処理を延々と行っております。
お目当ては、この「ユッケビビンバ」。
まるでサラダのように、サンチュとユッケが盛り付けられます。ビビンバというがコチュジャンなどは使わずに、たっぷりの胡麻油が使われており、その香りが鼻腔をくすぐります。味付けは結構な濃厚さがあるが、サラダ仕立てな雰囲気で、軽い印象に仕上がります。ここにご飯をぶち込でもなお軽さがあり、カフェ飯のようなイメージの丼になっております。特に女性には好まれそう。
韓国料理にはキムチやナムルが最初に食卓を彩るが、このユッケビビンバの味変にぜひ利用してほしい。いろんな表情が楽しめます。ご馳走様でした。
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函館塩ラーメン 五稜郭/ Goryokaku
どこまでも函館にこだわったラーメン店。
北海道のラーメンといえば?
味噌を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、これは札幌の話。広い北海道では、旭川では醤油、函館では塩とラーメンの種類の多様性を誇ります。関東圏における、北海道=味噌のイメージは、きっとインスタントやカップラーメンが寄与した部分が多いのでしょう。そんなイメージを覆すかのような人気を誇る、函館塩ラーメンの専門店をご紹介してまいりましょう。
その名はずばり『函館塩ラーメン... More
マロロガ バワン / MAROLOGA Bhavan
中野駅の北に広がる奥中野エリアをご存知でしょうか?昭和レトロな街並みの中に、オシャレの雰囲気の新店も入り混じります。2020年に創業したカレーショップ『マロロガ バワン (MAROLOGA Bhavan)』もその1つ。屋号は「自分のリズムを刻む家」といった意味だそうですが、マイペースみたいな意味でしょうか。確かに、誰も真似でもない自分だけのカレーショップを作り上げているようです。
メニューの中で一番気になったのが唐揚げ定食。カレー屋さんの唐揚げってどんなもんだろう。20種類ものスパイスを使ったものらしい。だが、6種類ものカレーを楽しめる「カレー全部のせ」には勝てず。笑
「マトン」は辛さと爽やかさを、「チキン」は直線的な辛さと鶏の旨味を、「キーマ」はコク深くゴロゴロと大きさに溢れ、「バターチキン」は甘さがなくトマトの風味がベースになっていて、「サンバル」は優しく酸味を楽しませ、「野菜」はココナッツの風味と存在感のある野菜そのものの旨味を楽しませます。その全てにレベルが高い店などなかなかない。最高です。
でも、やっぱり好奇心に負けて、唐揚げも単品でオーダー。ジューシーでそのジュースがスパイス風味を持って口の中に飛び込んできます。辛口のソースもいいアクセント。これは間違いなくご飯が進むだろうよ。唐揚げ定食でもきっと大きな満足を得ていたことでしょう。
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多来多来/Takutaku
絶品焼肉!福が多く来る、客が多く来る。
1994年創業の焼肉の名店『多来多来』へ。福が多く来る、客が多く来る。なんて縁起の良い屋号でしょう。その名の通り、車必須の京都府南部という立地にも関わらず、客様の来店がひっきりない人気店。もちろん肉へのこだわりは強く、その証拠に店舗には精肉店を併設しております。
お得なランチメニューもあるが、あえてのアラカルト。
だって、食べたいものがいっぱいあるんだもの。
特選塩タンは、特選の名にふさわしい脂ののり。思わず声を上げてしまうほど。「ホルモン」の盛り合わせは味付けは塩で頂いたが、余計な臭みなどとは無縁で、シンプルに肉の旨味が楽しめます。肉質の良さが一発で伝わるクオリティー。「上ハラミ」もめちゃくちゃ柔らかく甘めのタレともマッチ。全部うまっ!
これはぜひ夜にも訪ねてみたい。これから多く来ようと思います。笑
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青山おとと/Aoyama Ototo
ひとつ上の魚定食、爆誕。
日本人ならみんな大好き魚定食。もう魚定食というだけで満足感が高く、これをアップデートしようという試みは目立ってはなかったように思う。だが、2022年10月、ひとつ上の魚定食の店が誕生しております。
「〇+〇+〇+」と書かれた可愛らしいロゴが印象的。モダンなデザインも素敵だが、最も注目すべきはシェフの経歴。「サローネグループ」をはじめ、「龍吟」や「スリオラ」といった星つきのレストランで働いた経験あり。圧倒的なキャリアの上に、イタリアンやフレンチが中心の経歴で”定食”という業態を選んだのが既に面白い。
今回いただいたのは、『炭火焼... More
川端道喜 / Kawabata Douki
京都でも指折りの老舗和菓子屋『川端道喜』へ。
その歴史がすごい。創業は1503年、なんと室町時代にまで遡る。ただ古いだけでなく、相当な来歴の持ち主だったりも。皇室御用達として餅屋として知られており、室町時代から明治の治世まで毎日餅を届け続けたんだとか。そんな歴史を初代から16代になるまで継続してきたことに狂気すら感じます。笑
どれだけ敷居の高いお店なのだろうと意気込んでいきましたが、実にシンプルな店構え。目印も”どうき”の文字が入った暖簾だけ。店内もただの受け取り所のようになっております。むしろこのスタンスこそが、長く続いた秘訣なのでしょうね。
代名詞となるのは粽(ちまき)。
笹の葉で巻かれた円錐型に束ねたシルエットで提供されます。種類は「水仙粽」と「羊羹粽」の2つ。前者は、吉野葛と砂糖のみで作られていてシンプルなもの。ぷるっともっちりした食感が心地よく、口の中では上品な甘さが広がります。笹の香りが粽を引き立てる重要な役割を果たします。後者も全体的な印象は同じだが、これまた上品な餡の味わいが特徴です。ただ歴史的なものではなく、きっちり美味しい和菓子でございました。
ご馳走様です。
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バール アリメンターリ ダニエラ / BAR ALIMENTARI DANIELA 世田谷の住宅街にあるイタリアン『バール アリメンターリ ダニエラ (BAR ALIMENTARI DANIELA)』を訪ねます。 全体的にイタリアンのトーンでありつつ、どこか可愛らしい雰囲気。テラス席なんかは特にそんな印象で、ペットの同伴なんかもオッケーなんだとか。目の前が完全に住宅ではあるけれども。笑 同店は、六本木の「ラスフォリーナ」、外苑前の「エミリア」などと姉妹店。エミリアなどは手打ちのパスタが評判ですが、世田谷の姉妹店も同じ魅力を持ち合わせております。 パスタが美味い! 「タヤリン」 目の前ですった黒トリュフをかけて。姉妹店のエミリアでも名物的な位置付けですが、この卵を練り込んだ極細パスタが美味いんだ。乳化したバターソースがねっとりと絡みつき、濃厚な味わいを演出。香りの豊かなトリュフがいいアクセントになっております。 「からすみのコルドネッティ」 コルドネッティとは、ボローニャ地方の手打ち卵入りのパスタのこと。レモンパスタと言っていいほど、爽やかな酸味をぐっと効かせております。からすみは旨味と塩気を与えてくれますが、パン粉を一緒にまぶすことで、その力が倍増しているような印象。パスタの温度でからすみが溶け出して、パン粉がその旨味を吸収しております。トマトの違った角度の酸味もいいアクセント。 前菜やメインもデザートも! 「川場村ブラータチーズのカプレーゼ」チーズのコクが深い。バジルのアクセントも最高。 「福岡県産”ふるの牛”と黒トリュフのカルパッチョ」クリアな旨味のお肉に、塩気とオリーブオイルの香り 「ひな鳥モモ肉ロースト... More
トウキョウ バワン / TOKYO BHAVAN
飯田橋に誕生した、新しいダバインディア系。
2023年4月、南インド料理の火付け役とも言われた「ダバインディア」が暖簾を下ろした。
同店は南インド料理のブームを作っただけではなく、ダバインディア系とされる多くの出身者を輩出しております。今回はその1つである飯田橋の『TOKYO... More