讃歌うどん はんげしょう / Sanaka Udon Hange-sho
兵庫県西宮市にあるうどん店『讃歌うどん はんげしょう』へ。
半夏生(はんげしょう)とは、夏至から数えて11日目のことで、農家にとって重要な日とされてます。特に、讃岐地方では半夏生のタイミングでお祝いにうどんを食べる風習があり、それが店名の由来となっているようです。ということで、提供しているのはもちろん讃岐うどんでございます。
鶏天ぶっかけ、1100円。
うどんはいわゆるグミ系の押し返すような弾力。細身のシルエットにもかかわらず、心地よいコシの持ち主です。出汁は濃厚でしっかりとうどんをコーティングしております。名物的な位置付けにある鶏天は、平らなシルエットとはいえかなりの大きさ。下味もしっかりなので存在感も十分です。シンプルに美味い。
お祝いにふさわしい美味しいうどんでございました。ご馳走様でした。 I... More
ボンディ / Bondy
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キングオブ欧風カレー、ボンディ。
1973年創業の老舗カレーショップ『ボンディ』。
欧風カレーの名付け親にして、カレー最激戦区である神保町の先駆け的な存在としてあまりにも有名。神保町の本店では連日行列が作られるので、ここは敢えて並び無しで食べられる芝浦店を訪ねております。
カレーの前には定番のじゃがいも。バターを溶かしながら、塩胡椒でオリジナルのじゃがバターを作るのがコツです。
『ミックスカレー、辛口』
いつもチキンやビーフを選びがちなので、今回は初のミックス。チキン、エビ、アサリ入りの贅沢カレーでございます。辛さの中にも甘さがあるのはやっぱりボンディ。甘さの印象は玉ねぎやトマトなどの野菜やバターや生クリームのコクが作り出します。海老はワンポイントだが、あさりなどは全体に影響を与える印象。ローストされたチキンのカリカリ具合もいい仕事。
ご飯にあるチーズもコクを追加するいいアイテム。その1つ1つが愛おしい、これがボンディのカレーだ。ご馳走様でした。
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らーめん亭 ひなり竜王 / Ramentei HinariRyuo
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人気ラーメン店『らーめん亭 ひなり竜王』へ。 京浜急行の梅屋敷駅から徒歩10分程の場所にございます。北品川の「中華そば 和渦TOKYO」の4thブランドと登場し、あっという間に人気店の仲間入りを果たしております。屋号のネーミングは、将棋の飛車が成って竜王になるという意味から。つまり、真っ直ぐラーメンに取り組み、やがて竜王になりたいという想いが込められているそうだ。 特製醤油ラーメン、1400円。 まず、驚くのはそのトッピングの充実度よ。チャーシューだけで、分厚い鶏のもも肉、大判の薄切り、歯応えのある吊るし、低温の赤身の4種類。ボリュームもバリエーションも楽しめる設計になっております。さらには、つるんとしたを通り越してねっとりとさえ感じさせるワンタン、卵黄の濃厚具合が半端じゃない味玉なども参加。もはや麺の存在を視認できません。笑 スープに個性とインパクトあり。カエシには、生揚げ醤油が使用されており、酸味やコクに加えて癖になる風味が足されてます。土台にはトッピングにも使用されいる岩中ポークと信玄鶏に加え、昆布や椎茸などの旨味を上手に合わせます。麺は高加水率のモチモチ太麺がかなりの存在感を示しますが、スープの強さが麺をしっかりコーティングしていきます。それでも咀嚼の先には麺の風味が余韻に残っていく印象。つまりは、麺は麺で強い個性のある証拠でしょう。 やがて竜王にと謙虚な姿勢だが、その人気とクオリティーはすでに竜王の様子だ。ご馳走様でした。 Visited... More
산청숯불가든 마곡 / サンチョン(山清) 炭火ガーデン/ Sancheong Charcoal Garden Magok
ソウルで人気の黒豚炭焼き専門店『サンチョン(山清) 炭火ガーデン』を訪ねます。
ビルの立ち並ぶ明洞エリアにありますが、店のある路地裏感がはなからテンションを上げてくれます。忙しい時には数時間待ちの人気だというが、この日はラッキーの待ち時間なしでの入店。屋号は、韓国南部にある山清郡が由来で、同地の名物がサムギョプサルなんだとか。同店の豚肉も山清郡にある自然豊かな智異山からやってきたそうです。
山清黒豚の塩焼き。
これはサムギョプサルではなく、オギョプサルというらしい。サムは数字の3、オは数字の5を意味するらしく、それぞれの肉の層を指すのだとか。皮付きのサムギョプサルをイメージすれば間違いないそうです。笑 そのおかげなのか、強い食感が生まれて、咀嚼の先にじっくり旨いが続くような味わいに。
いろんな調味料が活躍するのも韓国料理の魅力。タニシで作ったという塩辛ソースもいいし、韓国風の味付けの明太子も不思議と相性がいい。
黒豆韓牛テンジャンチゲ。
オススメされたチゲスープにも挑戦。韓国らしい強めな辛味もいいが、コクというか甘さがあるのも特徴。黒豆を使用するのは韓国でも珍しいアプローチらしい。
韓国来たらサムギョプサル!っていう人にオススメです。実際にはオギョプサルですが。笑
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신사꽃게당 압구정로데오점 / シンサコッゲダン狎鴎亭ロデオ店 / Sinsa Kkotgedang Apgujeong Rodeo Branch
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見冨右衛門、韓国グルメ旅 vol.6!!
先日、感動しすぎてまたまた食べに来ちゃいました、カンジャンケジャン。
訪ねたのは新沙エリアに本店を構える『シンサコッゲダン』の支店。モダンなカフェテリアのような空間で、伝統的な韓国料理が出そうな雰囲気はない。いや、香りだけはごまかせないですね。店内にはカンジャンケジャンやカニ鍋の香りが充満しております。鍋や締めの麺の姿にもそそられますが、もはや絶賛はしご中のため、「カンジャンケジャン」と「カンジャンセウ」だけをいただきます。笑
カンジャンケジャンの卵はかなり濃厚な印象で、心なしか卵の黄色もよりビビッドに見えます。塩気の強さは否めないですが、やはりそこは白飯がしっかり対応してくれます。カンジャンケジャンって本当に美味しいなぁ。初体験のカンジャンセウはやはり塩気の強さに強烈。ちなみに、これは燻製香を纏ってましたが、これは珍しいアプローチなんだとか。
カンジャンケジャン、やっぱり癖になりそうです。ご馳走様でした。
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영천영화 청담점 / ヨンチョンヨンファ / Yeongchen Yoenghwa
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見冨右衛門、韓国グルメ旅 vol.5!!
ユッケ。
日本ではなかなかお目にかかれなくなりましたね。法律で禁じられているのは生食のレバーだけだが、生食の基準の厳しさもあって嫌厭する飲食店が減ったのが実情です。だが、ユッケはもともと韓国の食文化であり、いまでも多くの韓国料理店で楽しむことができる。今回はその1つである高級韓牛専門店『ヨンチョンヨンファ』をご紹介してまいりましょう。
著名人のサインを壁中に貼り出すのは日韓共通のようですね。同店の壁中には、日本でもお馴染みの芸能人のサインもところ狭しと飾られます。生食なだけに信頼性は重要なファクターですが、それを証明するかのようにオープンキッチンでスタッフが肉の処理を延々と行っております。
お目当ては、この「ユッケビビンバ」。
まるでサラダのように、サンチュとユッケが盛り付けられます。ビビンバというがコチュジャンなどは使わずに、たっぷりの胡麻油が使われており、その香りが鼻腔をくすぐります。味付けは結構な濃厚さがあるが、サラダ仕立てな雰囲気で、軽い印象に仕上がります。ここにご飯をぶち込でもなお軽さがあり、カフェ飯のようなイメージの丼になっております。特に女性には好まれそう。
韓国料理にはキムチやナムルが最初に食卓を彩るが、このユッケビビンバの味変にぜひ利用してほしい。いろんな表情が楽しめます。ご馳走様でした。
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函館塩ラーメン 五稜郭/ Goryokaku
どこまでも函館にこだわったラーメン店。
北海道のラーメンといえば?
味噌を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、これは札幌の話。広い北海道では、旭川では醤油、函館では塩とラーメンの種類の多様性を誇ります。関東圏における、北海道=味噌のイメージは、きっとインスタントやカップラーメンが寄与した部分が多いのでしょう。そんなイメージを覆すかのような人気を誇る、函館塩ラーメンの専門店をご紹介してまいりましょう。
その名はずばり『函館塩ラーメン... More
マロロガ バワン / MAROLOGA Bhavan
中野駅の北に広がる奥中野エリアをご存知でしょうか?昭和レトロな街並みの中に、オシャレの雰囲気の新店も入り混じります。2020年に創業したカレーショップ『マロロガ バワン (MAROLOGA Bhavan)』もその1つ。屋号は「自分のリズムを刻む家」といった意味だそうですが、マイペースみたいな意味でしょうか。確かに、誰も真似でもない自分だけのカレーショップを作り上げているようです。
メニューの中で一番気になったのが唐揚げ定食。カレー屋さんの唐揚げってどんなもんだろう。20種類ものスパイスを使ったものらしい。だが、6種類ものカレーを楽しめる「カレー全部のせ」には勝てず。笑
「マトン」は辛さと爽やかさを、「チキン」は直線的な辛さと鶏の旨味を、「キーマ」はコク深くゴロゴロと大きさに溢れ、「バターチキン」は甘さがなくトマトの風味がベースになっていて、「サンバル」は優しく酸味を楽しませ、「野菜」はココナッツの風味と存在感のある野菜そのものの旨味を楽しませます。その全てにレベルが高い店などなかなかない。最高です。
でも、やっぱり好奇心に負けて、唐揚げも単品でオーダー。ジューシーでそのジュースがスパイス風味を持って口の中に飛び込んできます。辛口のソースもいいアクセント。これは間違いなくご飯が進むだろうよ。唐揚げ定食でもきっと大きな満足を得ていたことでしょう。
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多来多来/Takutaku
絶品焼肉!福が多く来る、客が多く来る。
1994年創業の焼肉の名店『多来多来』へ。福が多く来る、客が多く来る。なんて縁起の良い屋号でしょう。その名の通り、車必須の京都府南部という立地にも関わらず、客様の来店がひっきりない人気店。もちろん肉へのこだわりは強く、その証拠に店舗には精肉店を併設しております。
お得なランチメニューもあるが、あえてのアラカルト。
だって、食べたいものがいっぱいあるんだもの。
特選塩タンは、特選の名にふさわしい脂ののり。思わず声を上げてしまうほど。「ホルモン」の盛り合わせは味付けは塩で頂いたが、余計な臭みなどとは無縁で、シンプルに肉の旨味が楽しめます。肉質の良さが一発で伝わるクオリティー。「上ハラミ」もめちゃくちゃ柔らかく甘めのタレともマッチ。全部うまっ!
これはぜひ夜にも訪ねてみたい。これから多く来ようと思います。笑
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青山おとと/Aoyama Ototo
ひとつ上の魚定食、爆誕。
日本人ならみんな大好き魚定食。もう魚定食というだけで満足感が高く、これをアップデートしようという試みは目立ってはなかったように思う。だが、2022年10月、ひとつ上の魚定食の店が誕生しております。
「〇+〇+〇+」と書かれた可愛らしいロゴが印象的。モダンなデザインも素敵だが、最も注目すべきはシェフの経歴。「サローネグループ」をはじめ、「龍吟」や「スリオラ」といった星つきのレストランで働いた経験あり。圧倒的なキャリアの上に、イタリアンやフレンチが中心の経歴で”定食”という業態を選んだのが既に面白い。
今回いただいたのは、『炭火焼... More