釜揚げうどん専門店 もと
絶品釜揚げうどん、平塚にあり。
神奈川県の平塚にある釜揚げうどん専門店『もと』を訪ねます。
うどんばかりでなく居酒屋メニューも多く、きっと夜ともなれば地元の方々の憩いの場として賑わっていることを想像させます。昼にも家族連れの姿が多く、やはり地元で愛されていることが伝わってまいります。
肉汁釜揚げうどん、1170円也。
専門店を名乗るだけあって、主戦を張るのはもちろん釜揚げうどん。釜揚げとは、茹で上がったうどんをそのまま器に移したもの。その結果なのか、むっちりとした食感につるんとした肌感が特徴に。強めの塩気の持ち主でもあり、これが小麦の甘みを引き出すことにも繋がっております。
出汁も美味い。デフォルトの出汁も魚介の香りがばっちり効いた好感度の高いものだったが、肉汁もまた美味い。武蔵野うどんのように肉の脂も出汁に落ちており、そのままでも美味しい出汁がさらにパワーアップしております。蕎麦湯的な楽しみ方があったら、ぜひお願いしたいところです。量は少なくないですが、薬味も4種類もあって最後まで飽きない仕組みも作られます。
夜の居酒屋タイムにおけるポテンシャルの高さは「おやこ天」で確認。とり天と味玉天のコラボですが、これもまた絶品。ご馳走様でした。
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カフェ ファソン
絶品のコーヒーとチーズケーキ。
中目黒にあるカフェテリア『カフェ ファソン(CAFÉ FAÇON)』を訪ねます。
雑居ビルの3階に広がるのは、採光のとれた空間とコーヒーの芳醇な香り。実はコーヒーが苦手なのだが、ここのコーヒーには絶品だったので、紹介させていただきたい。
コーヒーとミルクが二層になった「オ・レ・グラッセ」。ちなみに、重たいミルクを先に入れて軽いコーヒーを後で入れるとこのシルエットになるそうです。かき混ぜることなく、グラスを傾けることで2つを一体化させていきます。苦味と甘味のコントラストが明確で、口の中でオフェオレへと変化していくのが面白い。また、コーヒーも苦味ばかりでなくコク深く、コーヒーが苦手なミトミえもんでも十分に楽しめるものでした。
コーヒーのお供には「バスクチーズケーキ」がオススメ。滑らかで舌触り良い口当たりから、濃厚なチーズの味わいが品よく広がっていきます。ご馳走様でした。
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あじフライ食堂かば
アジの釣り具屋さん直営!?
福岡市内の別府にあるアジフライ専門店『あじフライ食堂かば』を訪ねます。
アジをルアーで狙うことをアジングというそうですが、これに力を入れる釣り具メーカーの経営なんだとか。生産者の直営の店などはよく見るが、釣り道具の直営というのは珍しい。それだけアジへの強いこだわりがあるということでしょう。提供しているアジフライにもきっちりそれが現れております。
アジフライ定食、1000円。
厚みのあるアジフライだが、ふんわりとしたテクスチャーでとろけるような口当たり。青臭さとは無縁で旨味もたっぷり、流石の質の高さが伝わってまいります。衣は粒子の細かいもので、サクサクと香ばしく身とのコントラストが作られます。こりゃ美味い。
アジフライにおいては調味料に何を使うかしばしば議論になりますが、こちらでは2つの調味料が選べるが嬉しい。店の推奨である生姜醤油と定番のタルタルソースでいただきました。ちなみに、ミトミえもんはもともと醤油派です。笑
ご馳走様でした。
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とすかーな 武蔵小山総本店
武蔵小山にあるスパゲッティ専門店『とすかーな 武蔵小山総本店』を訪ねます。
伝説の和風スパゲティ専門店「ハシヤ」の出身であり、60種類にも及ぶメニューの数がその遺伝子を感じさせます。修行先の名物でもあるタラコとウニとイカのスパゲッティの用意もあるが、看板メニューとして名高いのは「ミートソース」。メディアで日本一おいしいと称されたこともある名物スパゲティ、さっそくいただきましょう。
ミートソースとツナ、1200円。
ハシヤ系のミートソースには納豆を合わせるのが好みだが、今回はおすすめのツナとの組み合わせを。実は日本一のミートソースと名乗るが、その美味しさの秘密はスパゲティの方にある。
パスタがバターやチーズでコーティングされており、この時点で十分な味わいに。ここに肉感の際立つ濃厚なミートソースが加わり、さらにミルクのコクがまろやかな印象を作り上げます。結果、スパゲティとソースの挟み撃ちで満足感を作るというわけだ。ぜひ他の59種類のスパゲティにも挑戦してみたいものだ。ご馳走様です。
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うなぎ屋 廣川
ふわふわとろとろ。京都が誇る鰻の名店。
京都が誇る観光地である嵐山にある鰻店『うなぎ屋 廣川』を訪ねます。
メインストリートにあるという好立地も手伝ってか、海外も含めた観光客の姿が目立つようだ。1967年創業と半世紀を超える歴史を誇り、ミシュランの1つ星も獲得する名店。その称号にふさわしい坪庭を望む空間や丁寧な接客も人気の秘訣でしょう。名産地の鰻ばかりを厳選して使用しており、この日は宮崎県の山道養鰻のものを提供しておりました。
採用しているのは、蒸しの工程を経た関東風の鰻。なんでも廣川のルーツが埼玉県の熊谷にあり、同名の老舗鰻店の暖簾分けとして誕生したのだそうです。とろけるようなふわふわな口当たりで、特に皮目のコラーゲンの旨みが際立ちます。タレは甘みがありつつも、きっちり鰻を主役に押し出します。山椒なしを推奨していることも、そのあたりの自信からなのでしょう。
ご馳走様でした。
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Fry家
主役はとんかつではなく、ミックスフライ!
面白い揚げ物の店が登場、その名もずばり『Fry家』。
場所は全国区の人気を誇った高田馬場のなりくらの跡地であり、さらに揚げ物となればとんかつを期待してしまうが、テーマはあくまで”フライ”だ。とんかつも含まれるが、なんとその数は10種類にも及ぶ。
ロースやヒレなどの肉に始まり、アジやエビなどの海鮮、それに野菜のフライなど幅が広い。とんかつ専門店だとサイドメニューになりがちな料理が主役を担うのは嬉しい。プロデュースするのが「旬香亭」や「洋食フリッツ」のシェフと聞いて、なんだか納得。
一番人気は、「選べるミックスフライ定食」
スペシャリテ的な位置付けの「極みのササミフライ」をデフォルトに、3つのフライを選択可能。まずは特別扱いされてやってきたササミフライから。低温調理を施したことが伝わる白い衣で、ささみとは思えぬしっとりしたアウトプットに驚きます。油の香りまでも味方につけて、極みの名にふさわしいフライに仕上がっております。
ミトミえもんが選んだのは、リブロース、エビ、特別メンチ。
とんかつの王様的なリブロースももちろん美味しいのだが、個人的には特別メンチを一番に推したい。ジューシーな仕上がりで塩やソースの必要性を感じない。強いて言えば、塩で輪郭を作るのもよし。海老もぷりぷりのお手本のようなもので、自家製のタルタルソースが美味い。
順番は逆転してしまいましたが、最初のサラダにも触れておきたい。とんかつ店などのサラダといえば、キャベツの千切りが定番だが、実はミトミえもんはこれが苦手。もさもさしてて、シャキッとしろって思っちゃうんですよね。笑 だが、Fry家のサラダはレタスが務めるので、シャキシャキこの上なし。ドレッシングも美味で、サラダを一気に食べた初めての経験となりました。笑
ご馳走様です。
Revo 本店
看板メニューは、黒バーグ。
大阪は西成区岸里にある洋食店『Revo 本店』を訪ねます。
創業は1998年、屋号の由来は”Revolution”から。もともと精肉店を営んでいるそうで、その目利きと仕入れルートへの自信が革命を起こす!という気概に繋がっているのでしょう。
看板メニューは、黒バーグ。
黒毛和牛100パーセントの黒バーグ。つなぎなしで作られるので、肉の味わいがかなり濃厚な仕上がりに。黒胡椒がばっちり効かせたスパイス感も強い満足感を作ります。ソースは、ステーキとデミグラスから選択可能。今回はステーキソースをいただきましたが、これで塩気とコクが足され、さらには鉄板で焼けた香ばしさも提供してくれます。
名物メニューは、ローストビーフ。
お一人様にもありがたいハーフサイズあり。薄切りなこともあるが、ふわっと柔らかく口溶けの良さが特徴。やや脂の強さはあるが、ここでも胡椒でしっかり輪郭を作り上げます。
”Revolution”の名前にふさわしい美味しい肉料理たちでございました。ご馳走様です。
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カレー屋ばんび
名物は、絶品のポークカレー!!
カレー激戦区の神保町にあるカレーショップ『カレー屋ばんび』で昼ご飯。
目印は、可愛らしいバンビのイラスト。イラストレーターである店主の奥様が描いたイラストなんだとか。2020年に同エリア内で移転をしておりますが、以前に比べて店舗はかなり広くなった印象。昼は変わらずカレーショップですが、夜は居酒屋として利用できるようなつまみメニューが充実しております。お酒を呑んで、カレーで締める。最高ですね!
2つのカレーを楽しめる、ダブルセットを注文。
1つは、絶対ポークカレー。移転前からの一番人気のカレーでございます。欧風カレーのようであり、インドカレーのようであり、タイカレーのようでもある、そんな不思議なカレーを提供しております。甘味とコクがたっぷりでオイリーで、スパイスがしっかりと効いております。トッピングも最高で豚の脂のコラーゲンが絶品で、素揚げしたジャガイモの甘味がたまらない。油の風味も良いアクセントになっております。
1つは、チキンカレーに挑戦。ポークを超える激辛具合で、クセになる味わいです。やはりこちらでも素揚げしたジャガイモや茹で卵がばっちり機能してくれます。
卓上にナムプラーが置かれていますが、これにはルーツを感じる。実はご主人はタイカレーの草分け的存在であるメーヤウのご出身。ばんびと名乗る前には、暖簾分けでメーヤウも名乗ったことがございます。だからこそのタイのエッセンス。そんな歴史も感じられる尊い時間となりました。
ご馳走様です。
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かいだ屋
高知が誇る行列のできる人気鰻店。
高知県の南国市にある鰻店『かいだ屋』を訪ねます。
高知の養殖鰻の生産量は、かつて全国2位を誇るほど盛んだったとか。その名残で鰻店も少ないくないが、中でもトップクラスの人気を誇るのがここ『かいだ屋』でございます。店舗がある浜改田のエリアは特に養鰻が盛んな場所だったんだとか。屋号もこの場所が由来になっております。
創業は平成元年のことと比較的新しいが、県内外の鰻ファンの心をぐっと掴み、連日行列ができるほどの人気を誇っております。目印は駐車場で空を飛んでいる黄色いセスナ機。その理由はわかりませんが、結果としたインパクトのある歓迎に成功しております。笑
うな重、3900円。
蒸しの工程を経ずに炭火でじっくりと焼き上げる、関西風を採用。表面は、さっくりとした食感と香ばしさが特徴で、中はジューシーさを保つようなふんわりとした仕上げ。タレにも特徴があり、甘さが目立つような印象。鰻にもじっくりと浸透してるので、タレが全体の印象を決めていると言っていい。そのコントラストか、山椒をかけて輪郭を作るとさらにポジティブな印象に。
大変美味しくいただきました。ご馳走様です。
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釜揚げうどん専門店 もと
絶品釜揚げうどん、平塚にあり。
神奈川県の平塚にある釜揚げうどん専門店『もと』を訪ねます。
うどんばかりでなく居酒屋メニューも多く、きっと夜ともなれば地元の方々の憩いの場として賑わっていることを想像させます。昼にも家族連れの姿が多く、やはり地元で愛されていることが伝わってまいります。
肉汁釜揚げうどん、1170円也。
専門店を名乗るだけあって、主戦を張るのはもちろん釜揚げうどん。釜揚げとは、茹で上がったうどんをそのまま器に移したもの。その結果なのか、むっちりとした食感につるんとした肌感が特徴に。強めの塩気の持ち主でもあり、これが小麦の甘みを引き出すことにも繋がっております。
出汁も美味い。デフォルトの出汁も魚介の香りがばっちり効いた好感度の高いものだったが、肉汁もまた美味い。武蔵野うどんのように肉の脂も出汁に落ちており、そのままでも美味しい出汁がさらにパワーアップしております。蕎麦湯的な楽しみ方があったら、ぜひお願いしたいところです。量は少なくないですが、薬味も4種類もあって最後まで飽きない仕組みも作られます。
夜の居酒屋タイムにおけるポテンシャルの高さは「おやこ天」で確認。とり天と味玉天のコラボですが、これもまた絶品。ご馳走様でした。
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