勢太 / Seita
中毒者続出!?名物のにんにくサガリがやばい。
名古屋の人気焼肉店『勢太』を訪ねます。
名古屋の繁華街からは慣れた住宅街にポツンとありますが、店内の活気は繁華街のそれを超えております。店主は、同じく名古屋の焼肉の名店である馬力屋のご出身で、その遺伝子をきっちりと引き継いでおります。それが両店の名物である中毒者を生み続ける「にんにくサガリ」だ。もうその見た目から涎が出てしまうほど、サガリの上にはたっぷりのニンニクが盛り付けられます。あっさりめの部位のはずが、とんでもないパワーで口の中に飛び込んできます。これ、一生食べれるわぁ。笑
インパクトのあり過ぎる名物が目立ちますが、肉質へのこだわりも強いよう。外看板には「真剣に食べる程旨い 勢太の塩焼肉」なんて書かれますが、塩味がオススメなのは自信がある証拠です。厚みのある「タン」は下味もしっかりな上に、旨味の強いタン元を使っているそうで、十分な満足感。ジューシーかつ思わず笑みが出る柔らかさ。脂がたっぷりにつき、一度に2枚しか焼けない「塩ホルモン」も必食メニューの1つ。
締めには、やはり馬力屋の名物でもあるチャーハンが人気だが、冬季限定のタンライスも捨てがたい。タンシチューのご飯あり版と思ってもらえば大丈夫。確かに寒い季節に身体の温まる逸品でございます。
ミトミえもんも完全に中毒者の仲間入り。笑
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森彦 / Morihico
森彦の原点、ここにあり。
現在10店舗ものカフェを抱える「MORIHICO.」グループ。
どの店舗もコンセプチャルで、人々の心を掴む”何か”を持っています。その原点となるのは札幌の円山地区にあるカフェ。1996年、古民家をリノベーションした建物はまるで物語から飛び出してきたよう。蔦の絡まる赤のトタン屋根、小さな階段の上にある隠れ家的なカフェスペースなど、一瞬のうちに心を掴まれてしまいます。なんとゆっくり時間が流れていくのだろう。
自家焙煎による珈琲も人気だが、自家製のデザートもまた人気。その中でも名物的な位置付けにあるのが「ガトーフロマージュ」。北海道産のチーズをふんだんに使ったもので、そのコクと生クリームのほんのりとした甘さが特徴。土台にはタルト生地が敷かれており、その食感と塩気がアクセントになっております。これは美味。
森彦の原点の味、すっかり堪能させていただきました。ご馳走様です。
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Ramen FeeL
2021年創業の『Ramen FeeL』、場所は東京は思えぬ自然豊かな環境が魅力の青梅にございます。都心から車で2時間弱の旅だったが、お釣りが来るほどの体験が待っております。ミシュランの三つ星は、わざわざ訪れる価値のある卓越した料理と定義されるが、その言葉がぴったりと似合う。
僕が訪れた際には朝の7時に記帳が開始という戦いがありましたが、現在はオンラインで予約できるようです。
「雲呑入り醤油らぁ麺」
コクと酸味が絶妙な醤油スープに、表層で煌めく鶏油がインパクトを作ります。鶏の旨味ばかりでなく、昆布や鰹のような違った旨味成分が加わり、何重にもなって身体に浸透していくかのよう。麺は飯田商店のそれにそっくりで、シルクのような柔らかい口当たり。まるで口の中で踊るかのよう。素晴らしい。
「FeeLつけ麺(醤油)」
つけ麺には3種類の麺が登場。まずは手前の幅広の麺をいただきます。山葵と土佐醤油と合わせるのはお刺身さながら。シンプルに麺を楽しませるのは、麺への自信の表れといっていいでしょう。他の2つは、中太のストレート麺と全粒粉の中細麺。前者はスープに寄り添うように、後者はスープに新しい風味を加えるかのように、それぞれのアプローチでスープと相対します。
そして、このスープ。これが本日のクライマックスかも。つけ麺らしく塩気が強いのだが、コク深さが衝撃的。多くは鶏油が作っている印象なのだろうが、土台となる旨味アイテムの重ね方が秀逸なのでしょう。ただただめちゃくちゃ美味い。
わざわざ訪れる価値のある卓越したラーメンだ。
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トニーズピザ / TONY's PIZZA
しばしばピッツァなのか、ピザなのか議論になります。
ざっくり、前者がイタリア発、後者がアメリカ発と考えれば良いでしょう。なので、ドミノピザやピザハットなどアメリカ生まれのチェーンのものは、ピザと呼ぶのが通例。逆に、店舗内に石窯を構え、ピッツァイオーロと呼ばれる職人が腕を振ったのがピッツァ。必然的に、ピッツァは名店、ピザはチェーンのような印象になってしまいます。
だが、ピザの名店もしっかり存在しております。それが1968年に代々木でオープンし、現在は吉祥寺にある老舗ピザ屋『トニーズピザ... More
パスタ アルバ / Pasta Alba
あの有名アニメのパスタを再現!? 池尻大橋の路地裏にあるパスタ専門店『パスタ アルバ(Pasta Alba)』へ。 メニューは、オイル、トマト、クリーム、和風とバリエーションが豊か。メニューの数の多さはいわゆるハシヤ系を彷彿とさせますが、それとは全く異なるイタリアン由来のアプローチになっているようです。その中にあって、アルバオリジナルのパスタ、ディナー限定の「ミートボールスパゲティ」が人気。 そのネーミングやシルエットだけでピンとくる人はかなりの宮崎駿好きか、ルパン好き。実はこのパスタ、宮崎駿監督の映画「ルパン三世... More
讃歌うどん はんげしょう / Sanaka Udon Hange-sho
兵庫県西宮市にあるうどん店『讃歌うどん はんげしょう』へ。
半夏生(はんげしょう)とは、夏至から数えて11日目のことで、農家にとって重要な日とされてます。特に、讃岐地方では半夏生のタイミングでお祝いにうどんを食べる風習があり、それが店名の由来となっているようです。ということで、提供しているのはもちろん讃岐うどんでございます。
鶏天ぶっかけ、1100円。
うどんはいわゆるグミ系の押し返すような弾力。細身のシルエットにもかかわらず、心地よいコシの持ち主です。出汁は濃厚でしっかりとうどんをコーティングしております。名物的な位置付けにある鶏天は、平らなシルエットとはいえかなりの大きさ。下味もしっかりなので存在感も十分です。シンプルに美味い。
お祝いにふさわしい美味しいうどんでございました。ご馳走様でした。 I... More
ボンディ / Bondy
*Followed by English translation.
キングオブ欧風カレー、ボンディ。
1973年創業の老舗カレーショップ『ボンディ』。
欧風カレーの名付け親にして、カレー最激戦区である神保町の先駆け的な存在としてあまりにも有名。神保町の本店では連日行列が作られるので、ここは敢えて並び無しで食べられる芝浦店を訪ねております。
カレーの前には定番のじゃがいも。バターを溶かしながら、塩胡椒でオリジナルのじゃがバターを作るのがコツです。
『ミックスカレー、辛口』
いつもチキンやビーフを選びがちなので、今回は初のミックス。チキン、エビ、アサリ入りの贅沢カレーでございます。辛さの中にも甘さがあるのはやっぱりボンディ。甘さの印象は玉ねぎやトマトなどの野菜やバターや生クリームのコクが作り出します。海老はワンポイントだが、あさりなどは全体に影響を与える印象。ローストされたチキンのカリカリ具合もいい仕事。
ご飯にあるチーズもコクを追加するいいアイテム。その1つ1つが愛おしい、これがボンディのカレーだ。ご馳走様でした。
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らーめん亭 ひなり竜王 / Ramentei HinariRyuo
*Followed by English translation.
人気ラーメン店『らーめん亭 ひなり竜王』へ。 京浜急行の梅屋敷駅から徒歩10分程の場所にございます。北品川の「中華そば 和渦TOKYO」の4thブランドと登場し、あっという間に人気店の仲間入りを果たしております。屋号のネーミングは、将棋の飛車が成って竜王になるという意味から。つまり、真っ直ぐラーメンに取り組み、やがて竜王になりたいという想いが込められているそうだ。 特製醤油ラーメン、1400円。 まず、驚くのはそのトッピングの充実度よ。チャーシューだけで、分厚い鶏のもも肉、大判の薄切り、歯応えのある吊るし、低温の赤身の4種類。ボリュームもバリエーションも楽しめる設計になっております。さらには、つるんとしたを通り越してねっとりとさえ感じさせるワンタン、卵黄の濃厚具合が半端じゃない味玉なども参加。もはや麺の存在を視認できません。笑 スープに個性とインパクトあり。カエシには、生揚げ醤油が使用されており、酸味やコクに加えて癖になる風味が足されてます。土台にはトッピングにも使用されいる岩中ポークと信玄鶏に加え、昆布や椎茸などの旨味を上手に合わせます。麺は高加水率のモチモチ太麺がかなりの存在感を示しますが、スープの強さが麺をしっかりコーティングしていきます。それでも咀嚼の先には麺の風味が余韻に残っていく印象。つまりは、麺は麺で強い個性のある証拠でしょう。 やがて竜王にと謙虚な姿勢だが、その人気とクオリティーはすでに竜王の様子だ。ご馳走様でした。 Visited... More
산청숯불가든 마곡 / サンチョン(山清) 炭火ガーデン/ Sancheong Charcoal Garden Magok
ソウルで人気の黒豚炭焼き専門店『サンチョン(山清) 炭火ガーデン』を訪ねます。
ビルの立ち並ぶ明洞エリアにありますが、店のある路地裏感がはなからテンションを上げてくれます。忙しい時には数時間待ちの人気だというが、この日はラッキーの待ち時間なしでの入店。屋号は、韓国南部にある山清郡が由来で、同地の名物がサムギョプサルなんだとか。同店の豚肉も山清郡にある自然豊かな智異山からやってきたそうです。
山清黒豚の塩焼き。
これはサムギョプサルではなく、オギョプサルというらしい。サムは数字の3、オは数字の5を意味するらしく、それぞれの肉の層を指すのだとか。皮付きのサムギョプサルをイメージすれば間違いないそうです。笑 そのおかげなのか、強い食感が生まれて、咀嚼の先にじっくり旨いが続くような味わいに。
いろんな調味料が活躍するのも韓国料理の魅力。タニシで作ったという塩辛ソースもいいし、韓国風の味付けの明太子も不思議と相性がいい。
黒豆韓牛テンジャンチゲ。
オススメされたチゲスープにも挑戦。韓国らしい強めな辛味もいいが、コクというか甘さがあるのも特徴。黒豆を使用するのは韓国でも珍しいアプローチらしい。
韓国来たらサムギョプサル!っていう人にオススメです。実際にはオギョプサルですが。笑
《アクセス》
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신사꽃게당 압구정로데오점 / シンサコッゲダン狎鴎亭ロデオ店 / Sinsa Kkotgedang Apgujeong Rodeo Branch
*Followed by English translation.
見冨右衛門、韓国グルメ旅 vol.6!!
先日、感動しすぎてまたまた食べに来ちゃいました、カンジャンケジャン。
訪ねたのは新沙エリアに本店を構える『シンサコッゲダン』の支店。モダンなカフェテリアのような空間で、伝統的な韓国料理が出そうな雰囲気はない。いや、香りだけはごまかせないですね。店内にはカンジャンケジャンやカニ鍋の香りが充満しております。鍋や締めの麺の姿にもそそられますが、もはや絶賛はしご中のため、「カンジャンケジャン」と「カンジャンセウ」だけをいただきます。笑
カンジャンケジャンの卵はかなり濃厚な印象で、心なしか卵の黄色もよりビビッドに見えます。塩気の強さは否めないですが、やはりそこは白飯がしっかり対応してくれます。カンジャンケジャンって本当に美味しいなぁ。初体験のカンジャンセウはやはり塩気の強さに強烈。ちなみに、これは燻製香を纏ってましたが、これは珍しいアプローチなんだとか。
カンジャンケジャン、やっぱり癖になりそうです。ご馳走様でした。
《アクセス》
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