- ミトミ えもん added a new meal Dinner at 蛤料理 うえむら at Hamaguriryori Uemura
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【蛤料理 うえむら】
蛤の名産地といえば?
この問いに、多くの食通が真っ先に挙げるのが三重県桑名市だろう。江戸時代から「その手は桑名の焼き蛤」と洒落にされてきたほど、桑名の蛤は昔から全国区の名物だった。その理由は、やはり育ちの良さにある。木曽川、長良川、揖斐川という三つの大きな川が運ぶ山の栄養と、伊勢湾の海の旨味が交わる場所。いわば、川と海のいいとこ取りをして育つのが桑名の蛤なのだ。だから身はふっくらと厚く、噛めば甘味がじゅわっと広がり、後味には澄んだ磯の香りが残る。
そんな桑名の蛤を味わう名店として、今もっとも注目を集める一軒が『蛤料理... More
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【蛤料理 うえむら】
蛤の名産地といえば?
この問いに、多くの食通が真っ先に挙げるのが三重県桑名市だろう。江戸時代から「その手は桑名の焼き蛤」と洒落にされてきたほど、桑名の蛤は昔から全国区の名物だった。その理由は、やはり育ちの良さにある。木曽川、長良川、揖斐川という三つの大きな川が運ぶ山の栄養と、伊勢湾の海の旨味が交わる場所。いわば、川と海のいいとこ取りをして育つのが桑名の蛤なのだ。だから身はふっくらと厚く、噛めば甘味がじゅわっと広がり、後味には澄んだ磯の香りが残る。
そんな桑名の蛤を味わう名店として、今もっとも注目を集める一軒が『蛤料理 うえむら』。
前身は2019年に桑名駅前で開業した「蛤一択」。その名の通り、桑名産天然蛤だけに向き合う専門店として人気を博し、2025年4月に屋号も新たに移転オープンした。祖父の家を改装したという空間には、どこか家庭的な温度と、完全予約制の料亭らしい特別感が同居する。本日、そんな蛤を約1.5kgも味わい尽くす。まさに、蛤の聖地における蛤のための劇場だ。
刺身で香りを知り、焼きで旨味を浴び、揚げで甘味を凝縮させ、鍋で出汁を味わい、締めで余韻まで食べ切る。同じ蛤でありながら、火入れや調味の角度が変わるたびに、ぷりっと、とろっと、むっちり、じゅわっと表情を変えていく。単一食材のフルコースなのに、単調さはない。むしろ、蛤という食材の懐の深さを思い知らされる構成だ。
「蛤の酒蒸し」
三重県産伊勢の茶そばと共に。ぷりっとした身の甘味、とろりと広がる出汁。初手から蛤そのものの力を見せつける。
「蛤のお刺身」
内臓を抜く丁寧な仕事が光る一品。鮮度と下処理が揃ってこそ、蛤の香りと甘味がここまでダイレクトに届く。
「焼き蛤」
バター、醤油、バター醤油、す Less
