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11.煮物

◉奈良の白子筍の直炊き
◉花山椒

お出汁で直炊きした奈良産白子筍です。

白子筍の甘味がお出汁に写っております。
塩と薄口だけで筍を調理して纏めてます。

単品の筍のお料理として此処迄素材の
味覚レベルを純粋に昇華させている点
更に筍の魅力をとことん突き詰めてて
その品格が感じられる味わいと香りを
引き出している事に驚きを禁じ得ない。

筍は生炊きせずに直炊きされてます。
なので一番出しに筍の出汁が写って
筍の旨み甘味が浸し地にも出てます。

直炊きされて出汁が染み入る白子筍に
お箸をつける前に一口だけダシを含み
お出汁の滋味を味わいつつ口福の味に
浸って舌が喜びを感じております。
その後で浸し地へと筍を絡ませながら
お出汁からの地味を筍に馴染ませつつ
筍自身の甘味がお出汁にも写り一緒に
お皿に盛り付けの浸し地が美味しいを
穏やかにお手伝いしてて実に味が舌に
染み染みと感じて触れ合う度に幸せが
訪れて来ます。
更にその筍の上に木の芽が散らされて
ほんのりと刺激性が佇む香りが鼻腔を
擽って来て美味しさを膨らませてます。

12.蒸し物

◉ぐじの桜蒸し
◉山葵餡
◉桜の葉の塩漬け

其処に山葵餡がまったりと穏やかに絡んで
実に奥ゆかしく甘味と旨みが募りパフッと
齧るとムニュッと道明寺が潰れたすぐ後に
ぐじの嫋やかなる白身が歯に曝け出されて
其の儘グッと噛むとハラリと解けながらも
ぐじの膨よかな旨みが絶え間なく舌に着地。

春の香り漂わせると共に道明寺のしっぽり
歯を包み込む優しさ纏うぐじの山葵餡掛け
香味と甘味と辛味が絡み合いつつ類い稀な
味わい深さが春を迎えておりました。

13.お食事

[一膳目]

・筍ご飯
・花山椒
・香の物
・赤出汁
・花山椒

ホクホクで甘い香りがお椀の中からフワッと
揺蕩う筍のご飯には木の芽が添えられており
香味がピリッと筍ご飯に絡んで来るのでその
甘味と香味がまた最大限に引き出されており
素晴らしくうまうまのご飯に舌が大喜びにて
この口福ご飯を心ゆく迄ご満悦させて頂いて
喜びを噛み締めておりました。

而も此方の筍ご飯は

筍を直炊きした時の名残のお出汁でご飯を
炊いてる為に当然な事ながら筍との相性が
抜群にいいと言う事になります故滋味深い
美味しさが纏う絶品の白子筍ご飯となって
一膳目のご飯はその味覚を満喫させて頂き
大満足となりました。

[二膳目]

◉山形県合鴨農法のコシヒカリを
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