- 光岡 志朗 added a new meal Dinner at 日本橋蛎殻町すぎた at Nihonbashi Kakigaracho Sugita
☆
8.赤身漬け 秋田
一目その赤身の置かれた握りを見つめる。
ロゼ色に輝く美しきフォルムに見惚れて
眺めてるだけで欲望が沸々と湧き起こる。
赤身の漬けの甘味が先行して舌を捉えて
舎利の酸味がジンワリ追いかけてくる
その酸味がシャリを其れこそ上品に覆い
赤身と酢飯のハーモニーが完全にピタッ
と一致して来る所が凄味を感じてしまう。
こう言う何と言うか舌に隙を与えないで
全く抵抗感など微塵も無いくらい舎利と
ネタが同期すると言う技に出会うことは
滅多に無い事だと感じてますがその辺を
さり気無くスッと完成させてしまう所も
舌を感激させるものと感嘆致します。
9.大トロ... More
☆
8.赤身漬け 秋田
一目その赤身の置かれた握りを見つめる。
ロゼ色に輝く美しきフォルムに見惚れて
眺めてるだけで欲望が沸々と湧き起こる。
赤身の漬けの甘味が先行して舌を捉えて
舎利の酸味がジンワリ追いかけてくる
その酸味がシャリを其れこそ上品に覆い
赤身と酢飯のハーモニーが完全にピタッ
と一致して来る所が凄味を感じてしまう。
こう言う何と言うか舌に隙を与えないで
全く抵抗感など微塵も無いくらい舎利と
ネタが同期すると言う技に出会うことは
滅多に無い事だと感じてますがその辺を
さり気無くスッと完成させてしまう所も
舌を感激させるものと感嘆致します。
9.大トロ 秋田
その大トロは脂質を滲み出させて輝きを
付け台に鎮座している大トロの握りを
早速お口に放り込ん仕舞います。
旺盛な脂質が乗っており上品な甘みも
麗しい身質からジュワ〜ッと滴り落ち
直ぐに舎利を官能する美味の渦の中に
惹き込んで行きつつもトロットロンに
身溶けするのである。
もう咀嚼する度に快感が無限に溢れて
歓喜に舞う魅惑のトロの味わいに舌が
溺れて行っちゃいます。
10.鯵
この鯵は鮎に並んで香味を発揮する香魚かと
思えてしまうほど鮮烈に香りが舞いうっとり
お口に含んだ途端にプワァンと芳しい匂ひが
口内に満ちて来てうっとりしちゃいます。
更にはお薬味使いの施し方が肌理細やかなので
発散する香魚自身の香りに浅葱生姜が付き添い
この鯵の気品をより一層高めており握りとして
全体感を風味豊かな味わいへと昇華させてます。
故に咀嚼が嬉しいほど美味しい喜びを感じます。
11.佐渡 本アラの昆布締め
この時期に旬を愛でたいお魚の一つであり
身質の透明感に優れ薄らと肌色に染まって
官能的な色合いから舌が誘われてます。
少し寝かせてあるのかと思いますが咀嚼が
引き締まった本アラ身質を捉えますと大変
もっちりしてる柔肌が滑らかに舌を撫でて
そのスベスベな肌触りにうっとりしちゃう。
身質はキュッと引き締まってモチッとした
熟成感が素敵な塩梅で見事な調和を見せる。
身に弾力感があり躍動する肉感を
感じつつも少し寝かせてあるのか
優しい艶やかな身質の膨よかさも
感じられて極上の美味しさを頂く
12.車海老
車海老は殻を開いた後に湯がかれるとの事
良く鮨店では殻の儘湯掻いてから殻を剥き
剥き身を握られる事が多いかと思います。
すぎたさんでは異なり剥き身を湯がくので
その方が車海老の甘味が膨らむとの事です。
その車海老は茹で立てで湯気立ちしながら
如何にもホックホクな車海老が悩ましくて
舌を誘って来ております。
13.馬糞雲丹
蝦夷馬糞海胆が美しく舎利玉の上に置かれ
海胆の葉っぱも大きく開き粒子は乱れなく
整然と並び惚れ惚れする美しさを誇ります。
すぎた大将の手に掛かる小手返しにては
舎利を颯爽と掴み迅速に握られていとも
簡単に馬糞海胆を舎利玉と一体化しつつ
優れた美観を放つフォルムは完璧なまで
造形美の優美さを証明するかの如きお姿。
その握りを見つめているだけでも舌から
欲が膨らんで来て仕舞います。
馬糞海胆がゆっくり舌に着地しその瞬間に
涼感が広がると同時に人肌の温感で身溶け
トロンと蕩けて行く海胆珍味が舌を染める。
其の儘咀嚼を重ねていると海胆から珍味が
口内中にあっという間に溢れて来て舎利と
仲良く一体化して美味に満ちて行き陶酔を
誘って来るのです。
得も言われぬ珍味からの快感が突き抜けて
脳裏に馬糞海胆の美味の刻印を残して行く
14.浅蜊汁
15.穴子煮詰め
〆の一貫であり何時も大将からは煮詰めか
塩かの選択を迫られ何方にしようかと迷う
一貫なので有ります。
大概は矢張り穴子の甘さが良く引き出される
煮詰めを選択しまいますが偶には塩も良いか?
と考えてしまうものです。
咀嚼すればまるで長崎堂のカステラの如くに
フワァンと浮いちゃう感じで舎利と共に解け
その穴子を噛むか噛まないかの内に身溶けし
甘味が優しく揺れながらサラサラ〜ッと舞い
噛み進めるとスムーズに散って行く快感には
舌が溺れてしまいそうになります。
穴子の蒸し加減も流石に天下一品の仕上がり
ホロホロとお口の中で穴子は舞う粉となって
見事に耽美な味覚を残し乍ら口溶けしちゃう。
〆に相応しい一貫は大変印象的なのでした。
16.玉
鮫の擂り身で玉子の身を繋いで
芝海老と山芋を合わせた卵焼き
素晴らしくフワッとした食感と
ほんのり舌触りがもっちり感も
漂うカステラ質の卵焼きで終了。
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■訪問日 2025.6.22(日)17時半〜20時半
■お料理 お任せ¥44,000税込
お酒追加含むお会計¥63,900税込 Less
